ストロールがメルセデスの連続ポールをストップ「最高の形でスランプから立ち直れた」レーシングポイント【F1第14戦】

 2020年F1トルコGPの土曜予選で、レーシングポイントのランス・ストロールはF1キャリア初ポールポジションを獲得した。

 ストロールはQ3でイエローフラッグ無視を犯した疑いにより審議対象になったものの、規則違反はなかったと判断された後、正式にポールシッターとなった。

 カナダ人ドライバーによるポールポジション獲得は1997年ジャック・ビルヌーブ以来であり、22歳は初ポール時の年齢では史上5番目の若さ。2020年にメルセデスチーム以外がポールを獲ったのはこれが初めてで、メルセデス、レッドブル、フェラーリ以外のチームがポールを獲得したのは2014年フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)以来のことだ。

2020年F1第14戦トルコGP ランス・ストロール(レーシングポイント)が初ポールポジションを獲得
2020年F1第14戦トルコGP ランス・ストロール(レーシングポイント)が初ポールポジションを獲得

2020年F1第14戦トルコGP ランス・ストロール(レーシングポイント)が初ポールポジションを獲得
2020年F1第14戦トルコGP ランス・ストロール(レーシングポイント)が初ポールポジションを獲得

■BWTレーシングポイントF1チーム
ランス・ストロール 予選=1番手
 信じられないような日だ。F1キャリアのなかで最高の瞬間のひとつだよ。無線でポールポジションだと言われた時、「夢じゃないのか、誰かつねってみてくれ」と思ったよ! 今の気持ちをまだうまく言葉にできない。この日をずっと夢見てきた。特別な瞬間なんだ。

 今日は路面が信じられないほど滑りやすく、本当に走りづらかった。でも予選を通して、マシンへの信頼感が高まっていき、すべてをうまくまとめ上げることができるようになった。

 ウエットで走る時に重要な鍵になるのは、正確さ、集中、流れを見つけることだ。次のコーナーのことすら予測できないコンディションになり得るからね。マシンの感触がよくて、タイヤをうまく機能させることができると、ダンスするように走れる。こういうコンディションで走るのが大好きだ。

 今日の予選では、正しいタイミングで正しいタイヤを履くことがとても重要だった。終盤にインターミディエイトを装着するという正しい判断を下し、それが完璧にうまくいったんだ。最後のラップでの勝負になると分かっていた。そしてポールを目指してすべてをうまくまとめ上げることができた。

 まだ実感が湧かないけど、明日のことを考える前に、この瞬間を楽しむつもりだ。マックス(・フェルスタッペン)がそばにいるから楽ではないだろうし、メルセデス勢もポジションを上げてくるだろう。でも僕らは2台揃ってとてもいいポジションを確保した。重要なポイントを獲得することを目指して戦い、チームにとって特別な週末にしたい。

(予選後の会見で語り)この数週間、うまくいっていなかったが、素晴らしい形で立ち直ることができた。ムジェロ以降(の5戦)、入賞していないからね。インシデントがあったり、コロナがあったり、いろいろなことが起きた。だからこういう風に、ポールポジションを獲って立ち直れたことは、僕にとって特別な出来事だ。

2020年F1第14戦トルコGP ランス・ストロール(レーシングポイント)が初ポールポジションを獲得
2020年F1第14戦トルコGP ランス・ストロール(レーシングポイント)が初ポールポジションを獲得