ゴードン・マレー・グループ、英国ウィンドルサムに本社と新たな開発拠点を建設

5000万ポンドを投資し、2024年末に完成

ゴードン・マレー・グループは、英国・サリー州ウィンドルサムに新たなグローバル・ヘッドクォーター(本社)の建設計画を発表した。

54エーカーの敷地には本社とともに新たな開発拠点(テクノロジーキャンパス)も建設され、自動車の設計・エンジニアリング作業、製造も行う最先端の施設となる。 今回の発表は、現在開発が続くスーパースポーツ「T.50」に続き、ゴードン・マレー・グループの発展を強調する巨大投資と言えるだろう。

3棟の建屋は総敷地面積13万平方フィート。フェーズ1として、まず自動車製造センター、顧客販売エリア、ゴードン・マレー・グループのレジェンドコレクションエリアなどを建設。敷地全体の完成は2024年末を予定しており、総投資額は5000万ポンドとなっている。さらに、ゴードン・マレー・グループは、今後3年間で100名以上の高度なスキルを持った新規雇用も行う。

ゴードン・マレー オートモーティブ T50と、ゴードン・マレー

Gordon Murray Automotive T.50

ゴードン・マレー オートモーティブ T.50

新施設に加えて既存の製造・開発拠点も維持

ゴードン・マレー自身がグローバル・ヘッドクォーターのコンセプトを策定。英国の建築事務所、デザイン・エンジン(Design Engine)が設計を担当した。この大規模な建設・投資に関して、ゴードン・マレー・グループは地元サリー州ヒース地区協議会と緊密に協力を行っており、敷地内にすでにある美しい自然公園はそのまま残される予定だ。

ゴードン・マレー・グループの会長を務めるゴードン・マレーは、今回の新社屋建設発表について以下のようにコメントした。

「新しい開発拠点とグローバルヘッドクォーターは、ゴードン・マレー・グループにとって大きな投資となります。新型スーパースポーツT.50をはじめ、ブランドを次のフェーズへと導く大きな一歩となるでしょう。これらの新施設は、コミュニケーションを重視して設計されています。すでに非常に効率的なチームに、新たなレベルの生産性をもたらしてくれるはずです」

「T.50の90%以上が英国製パーツを使用していますが、これは当初から私たちが最も重視していたことです。設計や製造は世界クラスの英国製コンポーネントを使用して英国で行われています。そして、英国の輸出にも大きく貢献し、英国の自動車関連サプライチェーンの維持に貢献できることも誇りに感じています」

「この新本社への投資は、付加価値の高い新たな雇用を創出することにもつながります。私自身、50年以上にわたってサリー州に住み、働いてきました。地元自治体政府や地域社会と協力し、この地域の発展をサポートできることを楽しみにしています」

ウインドルサムの新施設に加えて、ゴードン・マレー・グループは既存の施設も維持する予定だ。現在所有するサリー州ダンズフォールドパークの拠点は、公道用スーパースポーツ「T.50」とサーキット専用「T.50s」の製造拠点となるほか、革新的な製造システム「iStream」の研究開発も続けられる。また、シャルフォードの開発拠点は、テクノロジーキャンパスが完成するまで使用されるという。