ホンダF1田辺TD会見:9年ぶりのトルコGPへ「4台完走&入賞はもちろん、いいパフォーマンスを見せたい」

 2011年以来9年ぶりに、急遽開催の決まった第14戦トルコGP。田辺豊治テクニカルディレクターにとっては、ホンダF1第3期活動時に毎年通っていた馴染みのサーキットである。

 前戦エミリア・ロマーニャGPは、ホンダドライバーによる11戦連続した表彰台記録が途絶えた手痛いレースとなった。今回はいつもの4台完走、4台入賞の目標達成はもちろんのこと、「予選、レースでいいパフォーマンスを見せたい」と、一歩踏み込んだ抱負を語っていた。

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──前戦は上位入賞が期待できたふたりが、いずれもリタイアという残念な結果に終わってしまいました。

田辺豊治テクニカルディレクター(以下、田辺TD):はい。今週末のトルコは、気持ちを入れ替えて臨むつもりです。ここはヨーロッパとアジアの狭間のような位置づけで、ここから中東3戦へと向かう。ここでぜひ、しっかりした結果を出したいと思っています。4台完走、4台入賞はもちろんのこと、予選、レースでいいパフォーマンスを見せたいですね。

──久しぶりのトルコでの開催ですが、国の雰囲気が変わったとか、サーキット自体の変化を感じたとか、ありますか。

田辺TD:サーキットは、変わっていないですね。当時から立派な設備で、ガレージも広いですし。サーキット周辺の道路は、以前より少し広くなった感じですか。

──コース特性は、パワーユニット側から見ると、どういう感じでしょう?

田辺TD:そうですね。高速コーナーもあるし、低中速のコーナー、シケインや90度コーナーもある。全部揃った中道のコースですね。

──ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)選手が「コロナがひどくなったために、トルコに向けてのシミュレーションができなかった」と言っています。英国ミルトンキーンズのシミュレーターを使えなかったということだと思いますが、現在のイギリス国内は感染者がかなり増えてますが、仕事上および日常生活で、今までより厳しい状況になっているのでしょうか。

田辺TD:全土がロックダウンされてますので、前回3月のロックダウン時と同様、ベンチを回したり、パワーユニットのメンテナンスをしたりする最小限のスタッフ以外は、基本的にはテレワークですね。

 生活面では、スーパーなども再び入場制限をし始めました。ただ店内の品揃えがなくなることもない。前回はレストランも夜はいっせいに閉まって真っ暗だったのですが、今はテイクアウト対応をしているので、夜も電灯がついてます。

──サーキットはどうでしょう。ヨーロッパでのグランプリ同様の措置なのでしょうか。

田辺TD:ロックダウンイベントとして、基本は外出禁止ですね。いずれにしても出歩くところもなく、閉じこもっています。ホテルとサーキットの往復だけです。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1第14戦トルコGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1第14戦トルコGP アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
2020年F1第14戦トルコGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
2020年F1第14戦トルコGP ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)