「中国の最新チューニング事情を追う」広州で最大規模のチューニングカーショーが開催!

中国の改造車フリークが集結!

大手自動車メーカーも多数出展し大盛況のうちに閉幕

世界的に猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で、様々なイベントが中止や延期に追い込まれている。そんな中、万全の感染症対策を施した上で開催されたのが、中国最大規模のチューニングカーショー「オールインチューニング(AIT)2020」だ。

中国自動車工業協会、北京雅森国際展覧有限公司、デュッセルドルフ(上海)有限公司の共同主催で行われているAITは、東京オートサロン(TAS)の国際後援を受けている生粋のチューニングカーイベント。展示エリアは屋内エリアが3万800平方メートル、屋外エリアが5万平方メートルという規模を誇る。

 

今年は10月23日(金)から25日(日)での3日間、中国広東省の東莞の広東近代国際展示センターで開催され、4200台以上の改造車が展示された他、国内外の316社と608の出展ブランドが集まり、4万8249人の事前来場登録と5万2003人もの来場者数を記録した。

本年度からは大手の自動車メーカーが多数参加。BMWは最新のMパフォーマンスキットを世界初公開した他、LYNK&Co(ジーリーとボルボの合弁会社)が02と03シリーズのオリジナルファクトリーアップグレードキットを公開。アウディもその場でメーカーチューニングを施した車両や、新製品のリリースを行なった。

屋外エリアでは、プロドリフターによるシルビアや86を用いた同乗走行イベントや、ショップデモカーの試乗体験、EVレーシングカーのデモ走行も行われるなど、単なる展示会とは異なる参加型イベントによって来場者を大いに盛り上げた。

さらに、来場者が愛車を持ち寄ってのドレスアップコンテストや、排気音コンテスト、シャコタンリンボーダンスなど改造車ファンが楽しめるコンテンツも多数開催。これらのイベントにはスープラやS2000など、JDMカルチャーを代表する名車も数多く参加しており、中国においても日本車人気が高いことがよく分かる。

屋内はビジネス色の強い展示会としての側面、そして屋外は改造車ファンたちによるお祭りというマルチなイベントとして大成功を収めたAIT。次回は来たる2021年10月22〜24日、中国広東省東莞の同一会場での開催が予定されている。

年々盛り上がりを増している中国のチューニングカーシーンを色濃く反映しているだけに、今後も目が離せないイベントとなりそうだ。