WEC:アストンマーティン・ワークスのアレックス・リンが新型コロナ陽性。バーレーン戦欠場へ

 WEC世界耐久選手権に参戦するアストンマーティン・レーシングは11月11日、LMGTEプロクラスで97号車アストンマーティン・バンテージAMRをドライブしてきたアレックス・リンが新型コロナウイルスの検査で陽性と判定されたことから、11月12〜14日にバーレーンで開催される最終戦バーレーン8時間レースを欠場すると発表した。

 チームのリリースによれば、リンは母国イギリスで先週末に受けたCOVID-19の検査で陽性となり、現在は自宅隔離中だという。

 リンは2019/20シーズン第7戦として開催された第88回ル・マン24時間レースにおいて、マキシム・マルタン/ハリー・ティンクネルとともにLMGTEプロクラスの優勝を飾っており、GTEプロクラスのドライバータイトル争いでチームメイトのマルコ・ソーレンセン/ニッキー・ティーム組を15ポイント差で追いかけている。

 リンの代役は、最終戦にLMGTEアマクラスのアストンマーティン・レーシング98号車アストンマーティン・バンテージAMRで参戦予定だったリチャード・ウェストブルックが昇格する形で務めることとなり、マキシム・マルタンとコンビを組む。

 ウェストブルックが抜ける98号車には新たに、2017年LMGTEアマクラス王者のペドロ・ラミーが復帰することになった。

「こんな形でWECのシーズンを終えることになるのは残念だ」とリンはリリースの中でコメントしている。

「ル・マンでの劇的な勝利によってタイトル争いに戻るところだったからね。今週末のチームメイト全員、とりわけマキシムとリチャードの成功を祈っている」

 アストンマーティン・レーシングのマネージング・ディレクターであるジョン・ゴウは、次のように述べている。

「アレックスがレースに参戦できないことは、誰にとっても非常に残念なことだ。我々は、彼が回復することを祈っている。いま、我々は自分たちのなすべき仕事に集中し、(プロクラスとアマクラスの)両方で世界タイトルを確実なものとしなければならない」

第7戦ル・マン24時間では、LMGTEプロ&アマの両クラスを制しているアストンマーティン。GTEのマニュファクチャラーズタイトルはすでに決めている
第7戦ル・マン24時間では、LMGTEプロ&アマの両クラスを制しているアストンマーティン。GTEのマニュファクチャラーズタイトルはすでに決めている