アルファタウリ・ホンダF1のガスリー、初のトルコGPへ「イモラのリタイアは悔しかった。今度はいいレースをしたい」

 アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、2020年F1第14戦トルコGPで、初めてイスタンブールパークでのレースを経験する。自分の好きなタイプのレイアウトであり、好結果を出したいと、ガスリーは意気込んでいる。

 イタリア・イモラで開催された前戦エミリア・ロマーニャGPで、ガスリーは予選4番手という、F1キャリアベストタイの結果を出した。しかしラジエターのトラブルによりわずか8周でリタイアという不本意な決勝となった。

「イモラは本当に残念だった。週末を通して決勝まではうまくいっていた。フリー走行は好調で、予選では自己ベストタイの結果を出したんだ」とガスリーは前戦を振り返る。

「間違いなく強力な結果を出せたはずだから、そのレースでリタイアしなければならないことを受け入れるのは難しかった。レースとはこういうものだと分かってはいてもね」

2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)

 10月28日、ガスリーが2021年にアルファタウリに残留することが正式に発表された。

「正式発表されるかなり前から、来年このチームに残留することは分かっていた」とガスリー。

「アルファタウリに残ることをとてもうれしく思っている。うまく協力し合って働いているし、とてもいいチームだ。今年は強力なシーズンを送っている。いま僕は、今シーズンの残り4戦に気持ちを集中させている。一方で、来年活用できることを見つけようともしているんだ。2021年への準備という意味でも、最後の4戦はとても重要になる」

 新型コロナウイルス感染拡大の勢いが再び増すなか、次戦トルコGPまでの間、精いっぱい気を付けながらトレーニングに取り組んできたと、ガスリーは言う。

「イモラとトルコGPの間、短い間だけど休みを取った。できる限り家にいて、感染リスクを避けてジムに行ってトレーニングをするという過ごし方だった」

「イスタンブールのトラックでは首の筋肉に大きな負荷がかかると聞いた。でも今の僕は、体力面ではキャリアのなかで一番いい状態だと思うから、そういう面での心配はしていない。(新型コロナウイルス感染拡大の影響で)行動制限が厳しくなっている今、身体のコンディションを保ち、生活を続けていくことが、今までよりも困難になりつつある。シーズンを最後まで走り切れるよう、規則に従って、感染しないよう心がける必要がある」

2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)

 イスタンブールパークでのトルコGPは2005年から2011年まで開催された後、F1カレンダーから外れているため、このグランプリでの経験を持つドライバーは少ない。

「大部分のドライバーがそうだと思うけど、僕はこれまでイスタンブールでレースをしたことがない。だからこのトラックについて理解を深めていかなければならない」とガスリーは語る。

「とても面白そうなレイアウトだから、早く実際に走ってみたいね。シミュレーターで数周走ってみて、変わったコーナーがあるすごくユニークなコースだと思った。長い左コーナーのターン8は有名だよね。最初のセクターは、ブラインドの部分があって、面白そうだ。多少起伏があって、コーナリングとブレーキング中に大きな縦荷重と横荷重がかかるコーナーがたくさんある」

「手強いサーキットだと思うが、僕は、コーナーがたくさんあって、リズムに乗って走るようなタイプのコースが好きだから、楽しめると思う。今回もまた、いいパフォーマンスを発揮するチャンスだよ」