「エンジン屋が考えるRB26エキゾーストチューニングの現在」東名パワードのGT-Rチューンは終わらない!

出力・音質・精度の全てに拘る珠玉のラインナップ!

全域でのフィーリングアップと心地良いサウンドを実現

チューニング界はもちろんのこと、レース界においても最強の名を欲しいままにしたRB26DETTというエンジン。直列6気筒ターボというスペックそのものは決して珍しくはないが、数々の伝説を生み出し続けている稀代の名ユニットだ。

そんな名機のポテンシャルに魅了され、チューニングの可能性を追い続けているのがエンジンパーツメーカー「東名パワード」。今回は、同社の最新エキゾーストチューニングに迫っていく。

RB26DETTの排気系は、4つのパーツから構成されている。エンジンからタービンまでのEXマニ、タービン直後のアウトレットパイプ、2つのタービンから排出された排気をまとめてマフラーに流すフロントパイプ、そして音量を制限させながら排気させるマフラーだ。もちろんそれぞれの役割は異なり、単純に排気が通過すれば良いというわけではない。

そこで東名パワードでは、エンジンベンチを駆使しながら各パートのベストポイントを見つけ出し、確実にパフォーマンスを高めることが可能なパーツをラインナップ。当然セット装着で最高のパフォーマンスを発揮するシステムだ。それぞれを見ていこう。

純正〜ポン付けタービンに対応するEXマニは、溶接工程を廃したロストワックス製法による完全一体構造とし、高い強度と製品精度を実現。気筒ごとの排気を効果的にタービンのエキゾーストハウジングへ流し込ませるべく、集合部にディバイダー(仕切り)を成型しているのもポイント。単体重量は2.8kg(純正3.3kg)だ。

1mm厚のチタン製フロントパイプは、上流のアウトレット側を70φ×2、下流のマフラー側を80φとし、輪切り製法の巧みなR形状によって最低地上高も確保したレイアウトとしている。高い溶接技術と不活性ガスを内部に満たした製法を採用し、強度と精度を両立している点も見逃せない。

アウトレットパイプは、3回もリニューアルを慣行した自信作。2次排圧を極限まで落とすことでタービン性能を引き出すアイテムだが、排気の流れを再計算して排気抵抗を軽減させながら熱だまりを無くす形状へと進化した。また、出口までの形状もリメイクして設置スペースを確保、タービンの種類やサイズの幅を大きく広げている。

エンドマフラーは、音量ギリギリで性能を重視したフルチタン製となる。BNR32とBCNR33は、保安基準音量(103dB)/JASMA基準(100dB)に対し、制限いっぱいの99dBとしながら、性能を発揮させるストレート構造を追求。

一方のBNR34用に関しては、保安基準音量が96dB/JASMA基準が95dBと低くなるため、レゾネーターの追加などでさらに音量を下げながら、80φの太さで高効率化している。

エンジンパーツ開発の中心的存在として活躍する東名パワードの冨田さんは、「ショップさんからの要望も含めて細部を見直して性能向上に繋げる形状に仕上げています」と、製品開発に自信を見せる。

どの排気系パーツもそれぞれの役割を100%発揮させるべく進化を続け、新たなRB26のフィーリングを生み出すアイテムとしてラインナップされているのだ。

PRICE LIST

フルキャストエキゾーストマニホールド:12万8000円/Tiレーシングチタニウムフロントパイプ:12万8000円/フルキャストターボアウトレットパイプ:9万5000円/Tiスポーツチタニウムマフラー:21万8000円(BNR32/BCNR33)、23万8000円(BNR34)

●問い合わせ:東名パワード TEL:042-795-8411