「父はSA22Cで息子はFD3S!」親子2代揃っての熱血ロータリーフリークを発見!!

親子で楽しむロータリーチューニングライフ

現在、3台目のロータリーを製作中!?

“三つ子の魂百まで”ということわざの通り、幼少期にすり込まれた経験は大人になっても大きな影響を持ち続けるもの。クルマの好みもまさにそれで、親子揃ってロータリースポーツを楽しんでいるのが今回紹介する大久保さんだ。

全国からロータリーエンジン搭載車が集結した榛名ロータリーミーティングの中でも、目を見張るグッドコンディションを誇っていたのが、お父さん(武史さん)の1979年式サバンナRX-7リミテッド(SA22C)。25年前に3万円(!)で手に入れて乗り続けてきたもので、2006年から約2年をかけて自身でフルレストアしたという。

エンジンは自然吸気の13Bブリッジポート仕様で、ダウンドラフトタイプのキャブは定番のウェーバーIDA48、点火系はMSDで強化している。FC3S用のラジエターを流用して、冷却系も抜かりなしだ。

排気系はタコ足がERC製をベースに、インナーカラーレスのポート径に合わせてフランジをワンオフ製作。マフラーもERC製となっている。

SA22Cにベストマッチのホイールは、RSワタナベの2ピースタイプ(前後6.5J×15)。サスペンションはラルグスの車高調。ブレーキはSA22Cターボ流用で4輪ディスク化している。

70年代を感じさせるブラウン系のインテリアも素晴らしいコンディション。ワンオフのメーターパネルには中央の大型タコを含め、オートゲージ製のメーターを配している。

エクステリアはボンネットがERC、フロントスポイラーがTWRタイプ、リヤウインドはアクリル製、リヤスポイラーはメーカー不明という組み合わせだ。

ちなみに武史さんは、ストリートゼロヨンを楽しんでいた青春時代からロータリー一筋で、当時から自分でエンジンを組んでいたとか。その後に鈑金屋での勤務を経験したことで、DIYでのフルレストスキルを身に付けたそうだ。

そして、息子さん(二男)の旭さんが2年前に購入したのが1998年式のFD3S-4型。FC3Sが欲しいと思って探し始めたのだが、なかなか納得のいく個体がなくて悩んでいたところ、このFD3Sに出会ったのだという。

エンジンは今のところノーマルで、トラストの純正形状エアクリーナーの他、ECUチューンによるブーストアップが施されている。マフラーはRE雨宮のドルフィンテール。ロータリーはサウンドも加速も満足しているが、今後はVマウントやタービン交換でさらに楽しいマシンに仕上げていくことを計画している。

エクステリアは購入時から装着されていたC-WESTフロントバンパーに加え、ナイトスポーツのボンネットとマツダスピードのリヤウイングを追加。どちらもネット購入の中古品だが、お父さんの手により補修&塗装が施されて美しいフィッティングを誇る。

インテリアはデフィ製の追加メーターの他、ガゼルパンチのセンターコンソールカバーを装着。純正プラスアルファで綺麗に乗るというコンセプトに沿った仕上がりとなっている。

FD3Sに乗る旭さんが二男と聞いて「お兄さんは?」と尋ねてみたら、実は現在大久保家では3台目のロータリーとなるSA22Cをお父さんが製作している最中とのこと。次回どこかでお会いする時は、3台勢揃いを期待してます!

PHOTO&REPORT:川崎英俊
●取材イベント:榛名ロータリーミーティング2020