「メカドルR珍道中」磨耗したブレーキローターを中古の純正品にDIY交換!

作業は撮影しながらでも約4時間!

ブレーキパッドはまだまだ使えそうだったので再使用決定!

今回は、車両を購入した当初から摩耗していたブレーキローターの交換に挑戦。とはいえ、予算が少ない当企画では、贅沢なことは言ってられないので、R35チューンにかけては無類の強さを誇るトップシークレットにお願いして、中古の純正ブレーキローターを譲ってもらった。

パーツが揃ったところで作業開始。まずはR35GT-Rをリフトアップしてからホイールを外す。今回はリヤから行うことにした。

続いてはブレーキキャリパーからブレーキパッドを引き抜く作業。パッドを固定しているピンの先端に貫通ドライバーなどをあてがい、ハンマーで軽く叩いて押し込む。するとキャリパーの奥側からピンが飛び出るので、それをペンチで引き抜けばOKだ。

 
ピンを抜けばパッドはフリーになるが、メカドルRはブレーキローターが磨耗しすぎて外周部に段差ができてしまっていたため、ブレーキパッドをすんなりと外すことができず…。メカドルは、マイナスドライバーをパッドのピン穴に引っ掛けてガタガタと揺すりながら引き抜いた。
 

 
ブレーキパッドを抜いたら(画像では奥側パッドが残ったままだが…)キャリパー本体の撤去に取りかかる。10mmのヘックスソケットとブレーカーバーを使い、上下2箇所にあるキャリパー固定ボルトを抜くだけだ。
 

 
キャリパーが外れたら、ベルハウジングをプラハンで叩いてブレーキローターを外す。この時、叩く付近のナットを締めておくと、ハブボルトを誤って叩いてしまってもネジ山を保護することができる。
 

 
リヤに続いてフロントも同様に作業。フロントのみブレーキラインがパイプになっているので、キャリパーをズラした隙にローターを抜き取り、キャリパー固定ボルトを仮締めしておいた。
 

左側が外したブレーキローターで、右側が交換するブレーキローター。上がフロント用で下がリヤ用だ。

 
使用済みローターは、ヒートクラックは見られなかったものの磨耗が激しく、片側0.5mmほどの段差が付いていた。これに対し、交換用ローターは段差も使用済みの半分ほどで、指で触ってみてもその差は明らかだった。
 

 
ブレーキパッドは、リヤ用(写真左)に比べてフロント用(写真右)の磨耗が激しかったものの、まだ使えると判断して再使用することにした。
 

 
交換用ローターのディスク面やピンに錆びが出ていたため、320番のヤスリで軽く落としていく。「私は気にしないけど、気にするメカニックの人は回転方向と斜めに擦りますね」とメカドルゆきちゃん。
 

 
グリスはバッドの背面に塗る場合もあるが、キャリパーと接触する部分にのみ塗るのがメカドル流とのこと。
 

 
準備ができたら取り付けだ。ここで必要となるのがピストン戻しの作業なのだが、R35GT-Rのブレンボキャリパーは大きすぎて一般的なピストンツールでは幅が足りない。そこで今回は、パッドを装着した状態でツールをあてがい、ピストンを戻していった。
 

ローターを装着したら、逆の手順でキャリパーを固定していけば作業は完了だ。ブレーキパッドのガイドスプリングがやや複雑なので、組んだ時の状態をスマホなどで撮影しておくか、左右片方ずつ作業すると間違えないで済む。

作業が完了したら低速でチェック走行。効きや音などをシッカリと確認し、問題なければコンプリート!

次回からは、来年1月に開催が予定されている東京オートサロン2021出展に向けたモディファイを実施していくつもりなのでお楽しみに。