新たな市販車ベースのフルEVモータースポーツ「スーパーチャージ」、2022年にシリーズスタート!

SuperCharge SC01

スーパーチャージ SC01

最高システム出力670bhpを誇るワンメイクシリーズ

フルEV市販クロスオーバーをベースにした新たなモータースポーツシリーズ「スーパーチャージ (SuperCharge)」が発表された。アジア太平洋、中国、ヨーロッパ、中東、アメリカを舞台にした8つのイベントを対象とし、8チーム16名のトップドライバーが参戦。2022年のシリーズ開幕を予定している。

次世代のロードカーをベースにしたワンメイクEVレーシングマシン「SC1」は、最高システム出力500kW(670bhp)を誇り、0-100km/h加速はF1マシンにも互する2.5秒を実現する。SC1は世界の大手自動車メーカーとの協力により開発され、最新の電気自動車とバッテリー技術を展示する理想的なプラットフォームを提供。電気自動車の世界的な普及を加速させる目的を持っている。

ドライバーのテクニックにフォーカスするために、ローンチコントロール、トラクションコントロール、ブレーキバイワイヤーなどのドライバーエイドは禁止。チームにはバッテリーシステムの開発や、サスペンションやディファレンシャルのセッティングが許されている。

それぞれのイベントは街中に降雨ゾーンや2.5mのジャンプスポットを備えた全長約1kmの特設サーキットを設置。サーキット全景を見渡せるように観客席は配置され、最大6周のレースが、1イベント15レースも楽しむことができる。また、訪れたファンはパドックを含めすべてのエリアにアクセスできるという。

新たなEVレースシリーズ「スーパーチャージ」

求められる市販車ベースのEVモータースポーツシリーズ

スーパーチャージの創設者であり、マネージングディレクターを務めるロブ・アームストロングは、新シリーズの立ち上げに喜びを隠さない。

「現在、モータースポーツは岐路に立たされていると我々は考えています。そして、すでにフォーミュラEのアレハンドロ・アガグCEOと、ジャン・トッドFIA会長は、電動モータースポーツのパイオニアとして素晴らしい仕事をしてきたことに敬意を表します」

「すでに多くの国や都市が今後数年で内燃機関を禁止する計画を発表しており、ロードカーをベースとした電動モータースポーツの必要性もますます高まっています。今後、EVモータースポーツ・シリーズが増えるのは時間の問題だと考えています。このようにEVの勢いが急速に高まっていることを考えると、スーパーチャージ設立のタイミングと魅力は理想的です」

「私たちは社会の変化を受けて、自動車会社、ファン、商業団体、会場のニーズを考慮しながら、真に持続可能で商業的に実行可能な新シリーズを作ろうと考えました。そのため、スーパーチャージのコンセプトを慎重に検討しました。このシリーズが世界中で盛り上がりを見せるのが、今からもう待ちきれません」