「ほとばしるオーナーのセリカXX愛」国内仕様と輸出仕様を同時所有するMA60系マニアの愛機

国内仕様と輸出仕様のMA60系2台持ち!

マニアの愛が詰め込まれた超美麗セリカスープラ

今回紹介するのは、MA61Lという型式が与えられた“セリカスープラ”。いわゆる、セリカXXの輸出仕様モデルだ。

オーナーは中学生時代に『よろしくメカドック』の主人公・風見潤が駆るセリカXXに一目惚れし、その想いを胸に秘めたまま成長。そして現在は、国内仕様のXXと輸出仕様のセリカスープラの2台体制でカーライフを満喫しているという生粋のマニアだ。

コクピットはもちろん左ハンドル仕様。インテリアは全て純正品で構成されているものの、内張り等は1984年式ながら1986年仕様のものに変更されていたりする。これはかなりのセリカスープラマニアでないと気付かない改造点だろう。

国内仕様では右側にあるはずのタコメーターが左側にあるなど、計器類の位置も反転されているのが北米仕様の特徴。さらにスピードメーターはマイル/kmの併記型。これもセリカスープラならではのものだ。

テールランプも国内仕様のセリカXXとは絶妙に異なるポイント。デザイン自体は同じだが、若干色が薄く作られているのだ。そうした細かい違いまで完全に把握し、スラスラと答えてくれるオーナー。国内仕様と輸出仕様の2台持ちはやはり伊達ではない。

元々のエンジンは2.8Lの5M-GEUだが、オーバーホールを機に6M-GEUの腰下を組み込むことによって3.0L化を敢行。1JZに2JZの腰下を組み合わせる1.5J仕様のようなものだが、これらのエンジンメイクはオーナー自らの手で行ったというから恐れ入る。

車高はフロントにトラスト製の純正よりも若干ショートなスプリングをセットし、疾走感溢れる前傾スタイルを構築。純正テイストながらもスポーティなスタイルに仕上げられている。

各部の異様な美しさは、スープラを通じて知り合った鈑金職人によるオールペンを含めた徹底的なリフレッシュのおかげだという。少年時代からの夢と憧れが詰まった極上のセリカスープラ、魅力的すぎる!

PHOTO:堤晋一
●取材イベント:スープラ全国ミーティング2020