「イネオス グレナディア」のプロトタイプ、伝説のクロスカントリー4WDと夢の共演

INEOS Grenadier

イネオス グレナディア

開発のベンチマークとなった4WDの名車たち

先月、英国ハンプトン コート宮殿で開催された「コンクールズ・オブ・エレガンス」において、イネオス・オートモーティブが開発した同社初の4WDクロスカントリーモデル「グレナディア(Grenadier)」の生産仕様が公開された。

イベントではグレナディアの公開に合わせて、完璧にレストアされた初代ランドローバー(JUE 477)、1980年製トヨタ ランドクルーザーFJ40、第二次世界大戦中にアメリカ海軍で使用された1944年年製ウィリス ジープ、1988年製メルセデス・ベンツ ゲレンデヴァーゲンなど、歴史的なクロスカントリー4WDモデルも数多く展示されている。

イネオス・オートモーティブのデザイン部門トップを務めるトビー・エキュイエールは、グレナディアに関して以下のようにコメントした。

「グレナディア・プロジェクトの初期段階では、過去の偉大な4WDをスタジオに持ち込んで、何が彼らを不朽の名車としたのか、詳しく調べました。そうした伝説の名車たちとグレナディアが、共にいるのを見るのは素晴らしい経験になりました」

「グレナディアとこれらの4WD車両は、デザインの特徴やプロポーション、そして目的を明確にしている点が共通しています。そして、グレナディアは、4WDのアイコンの中でも自然に溶け込んでいました。多くの皆さんもその意見に同意してくれたとすれば、私たちのデザインの目的が達成されたことになります」

ツール・ド・フランスのサポートカーとして使用されたイネオス グレナディア

ツール・ド・フランスにサポートカーとして登場

イネオス・オートモーティブのダーク・ヘイルマンCEOは、グレナディアの英国公開が成功に終わったことに喜びを隠さない。

「先日の新型グレナディアの発表に続き、最高のフィードバックを頂くことができました。このようにオフロード車両のアイコンと一緒に展示されることは、素晴らしい経験になりました。彼らはグレナディア・プロジェクトのインスピレーションの源となったものです」

現在、グレナディアのプロトタイプによるテストが本格的に開始されており、今後1年間をかけてオンロードとオフロードで180万kmを走行することを目標としている。また、英国のロードレースチーム「イネオス・グレナディアス(Ineos Grenadiers)」のサポートカーとして、ツール・ド・フランスにも登場した。

本格的な生産と世界市場に向けたデリバリーは、2021年末から開始される予定だ。