WRC:アンドレアス・ミケルセン、ベルギーとイタリアでシリーズ復帰を目指す

 元ヒュンダイワークスドライバーのアンドレアス・ミケルセンは、ベルギーとイタリアで行われる2020年シーズンのWRC世界ラリー選手権終盤2ラウンドで、シリーズへの復帰を目指している。

 このノルウェー人ドライバーは11月19~22日に予定されている第7戦ベルギーでシュコダのファビア・ラリー2エボに、続く第8戦モンツァ(12月4~6日)ではシトロエンC3 WRCに乗り込み、各ラリーに参加することを目論んでいると考えられている。

「たしかに、僕はイープル(ベルギー戦)についてシュコダと話し合っている」とWRC.comに語ったミケルセン。

「本当にそれをしたい。もちろんモンツァでもラリーに参加したいけど、まだ何も決まっていないんだ」

 かつてシュコダのワークスカーでWRCに参戦し、2017年にはWRC2クラスで2勝を挙げたミケルセンは先日、ファビアをテストドライブしたという。

「最近、開発テストの一環としてシュコダのクルマを運転した。彼らは僕にクルマについてのフィードバックをしてほしいと言ってくれた。そしてそれはとても良かったよ」

 また、2021年からシリーズの単独タイヤサプライヤーとなるピレリの開発ドライバーを務めた彼は、サンテロックが管理するシトロエンC3 WRCでの開発プログラムを終えたが、この数カ月の間にサルディニア島で約1400kmのテスト走行を実施した。

 ミケルセンはこの関係性を基に、ミラノを拠点とするタイヤメーカーがWRC地元開催ラウンドに再登場するよう説得するのに充分であると期待している。

「ピレリと一緒にモンツァを走ることは、以前から話していたことだ」

「モンツァはピレリのホームラリーだし、それは理にかなっている。あのマシンとタイヤで2020年のWRC最終戦に臨めたら最高だよ!」

 ミケルセンはヒュンダイに在籍していた2019年のウェールズラリーで6位となって以来、キャリア3勝を挙げているシリーズに参戦していない。今月サルディニア島で行われた第6戦イタリアではピレリ開発車のC3 WRCで登場したものの、ドライブしたのはシェイクダウンのみ。最終パワーステージでのデモラン時は同郷のペター・ソルベルグのコドライバーとして元WRC王者をサポートした。

アンドレアス・ミケルセン
アンドレアス・ミケルセン
アンドレアス・ミケルセンがドライブするシトロエンC3 WRC
アンドレアス・ミケルセンがドライブするシトロエンC3 WRC