F1第12戦ポルトガルGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

 2020年F1第12戦ポルトガルGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはカルロス・サインツJr.(マクラーレン)、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)、エステバン・オコン(ルノー)、ダニエル・リカルド(ルノー)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)だ。

■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=10位

2020年F1第12戦ポルトガルGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
2020年F1第12戦ポルトガルGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

 1点しか獲れなかったレースに満足することはできない。残念ながらスタートの蹴り出しが悪く、ポジションを上げることができなくて、逆にひとつ失ってしまった。

 今シーズンの僕らにとって、オーバーテイクをするのは簡単なことではないんだ。でも、前に誰も走っていない時には、ペースはとてもよかった。今回見つけたポジティブな要素を挙げるとするとそれだね。予選でもっと上位を取れていれば、もっと満足できるリザルトをつかめていただろう。

■ルノーDPワールドF1チーム
ダニエル・リカルド 決勝=9位

ダニエル・リカルド(ルノー)
2020年F1第12戦ポルトガルGP ダニエル・リカルド(ルノー)

 スタート直後はクレイジーな状況になり、1周目に順位を上げて8番手まで浮上した。だけど、レースが少し落ち着いたあとは、ソフトタイヤのグリップ不足に苦しめられて、かなり早めにピットに入ったんだ。結果として、ミディアムで長く走ることになって、第2スティントの大半はタイヤのマネージメントに費やすことになった。

 結局、最後まで一度もタイヤを適切な温度のウインドウに入れられず、ハードにプッシュすることができなかった。まあ、8位と9位はチームにとって悪くない結果だと思うから、それを今週末の成果と考えることにするよ。

■ルノーDPワールドF1チーム
エステバン・オコン 決勝=8位

2020年F1第12戦ポルトガルGP エステバン・オコン(ルノー)

 僕にとってはいいレースだった。ミディアムでのスタートはすごく難しかったけど、冷静に対処できて、その後はチームと協力しながら文句なしのタイヤマネージメントをして、最後まで競争力を保つことができた。スタートから同じタイヤで53周を走ったからね!

 タイヤはかなり長持ちしそうだったし、スティントの終盤になってもいいペースを維持できた。時々、雨がパラついたりしていて、路面のグリップレベルにも注意する必要があった。最終的には2台揃ってトップ10に入れたのだから、チームとしていい仕事をしたと思う。

■BWTレーシングポイントF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝=7位

2020年F1第12戦ポルトガルGP セルジオ・ペレス(レーシングポイント)

 レースが始まった時の状況を考えれば、7位はとてもいい結果だ。この挽回を誇りに思っていいだろう。

 スタート直後のマックス(・フェルスタッペン)との接触は、本当に不運だった。前にいたメルセデス勢はミディアムタイヤで苦労していて、マックスは彼らを追い詰めつつあった。そして、バルテリ(・ボッタス)がマックスをアウト側へ押し出すのが見えて、彼のコースへの戻り方がややアグレッシブ過ぎたために、あの接触が起きたんだ。

 さらに悪いことには、タイヤがパンクしていて、1周目にピットに入らなければならなかった。ピットにたどり着くまでの間は、すごく激しい振動も出ていたしね。その後、ミディアムでのスティントは好調で、上位に復帰することができたが、最後のソフトタイヤでのスティントは厳しかった。おそらくソフトについての理解が足りなかったのだと思う。プラクティスセッションで、想定外の出来事がいくつかあったからだ。その結果、最後のスティントでタイヤをグレイニングから守ることができず、最終的には(ピエール・)ガスリーと(カルロス・)サインツJr.に抜かれてしまった。

 とはいえ、重要なのは貴重なポイントを持ち帰ったことで、1周目終了時点での最下位からよく取り返したと思う。来週、イモラでレースをするのを楽しみにしている。

■マクラーレンF1チーム
カルロス・サインツJr. 決勝=6位

カルロス・サインツJr.(マクラーレン)
2020年F1第12戦ポルトガルGP レース序盤、トップに立ったカルロス・サインツJr.(マクラーレン)

 なかなか面白いレースだった。小雨と複雑なコンディションの中でのスタート、そして序盤の2〜3周については、当然のことながら大満足だ。一気にトップまで駆け上がって、何周かレースをリードできたからね。すごく楽しかったよ。

 僕はああいうトリッキーなコンディションが好きなんだ。路面が乾いていけば、すぐにリードを維持できなくなると分かっていたけど、それまでの間、母国のファンも僕自身と同じくらい楽しんでくれたんじゃないかな!

 残念ながら、ドライコンディションではタイヤのグレイニングに苦しみ、どんどん順位を下げていくことになった。それでも終盤にはようやく少し挽回できて、奮戦の末にまずまずの6位でフィニッシュした。とてもタフなレースだったが、こうして最終的にいくらかポイントを稼いだことが、選手権の順位争いでは重要だ。

 素晴らしい記録を達成したルイス(・ハミルトン)に、おめでとうと言いたい。