老若男女が楽しめるレーシングシミュレーターは、気軽にモータースポーツをたしなむ選択肢

■実車レースよりも普及した!? レースシムの世界とは?

レースシム(レーシングシミュレーターの略称)は、以前にも増して普及してきました。

レースシムの世界大会が開催されていますし、現役のレーシングドライバーやラリードライバーが自身のプレイ動画をYouTubeに投稿していたり、免許を持っていない子どもから免許返納した年配の人も遊んでいます。実際、実車のモータースポーツよりも人口が多いのではないかと考えさせられます。

●現在はPS4やゲーミングPCを使うのが主流

レースシムの歴史を長きにわたって作ってきたグランツーリスモ。
レースシムの歴史を長きにわたって作ってきたグランツーリスモ。

2020年10月時点で展開されているソフトをチェックすると、レースシムの主流はPS4やゲーミングPCとなっています。

例えば王道のグランツーリスモ シリーズのPS4作品『グランツーリスモスポーツ(GTS)』、そして世界ラリー選手権を舞台とする『WRC8』など。PCでプレイできる『iRacing』や『rFactor 2』などはF1ドライバーやGTドライバーなどが練習に使用するほど、実車の再現具合に優れています。

●PS4/5なのかゲーミングPCなのか悩ましい

このように一概にレースシムと言っても様々で、PS4で遊べるものがあれば、いわゆるゲーミングPCと呼ばれるハイスペックなパソコンが求められるものも。そして2020年内にPS5が発売されることを考慮すれば、このタイミングで敢えて将来性の低くなるPS4を購入する意義を考えなければなりません(99%のPS4ソフトはPS5と互換性があると噂されているため)。

こんな感じで大人も子供も一緒に遊べる。
こんな感じで大人も子供も一緒に遊べる。

現状、パソコンもPS4も持っていないのであれば、PS4とハンコン (ハンドルコントローラー)を揃えてしまうのが最も手っ取り早くて安上がりとなります。中古なら数万円で入手可能ですし、ハンコンと合わせれば8万円以下で始められます。

さらに安く始めたいのであれば、PS2やPS3で昔のグランツーリスモという選択肢も。

一度遊んでみて面白いと感じたら将来的にゲーミングPCも手に入れて他のレースシムに手を出すのもアリですし、ちょっとプレイしてすぐ飽きてしまったらそのままフリマアプリで売却して現金化すれば賢明です。

自宅で時間を過ごす人も増えているので、程よい価格で出品すればすぐに買い手が見つかります。

これくらい雑に配置してもOK。
これくらい雑に配置してもOK。

●レースシムで新しいモータースポーツ体験を

実車のモータースポーツの世界であれば、車両を揃えて安全装備を買い、さらに定期的にメンテナンスをしたりと時間・移動・コストと参加者の負担は大きく、プレイヤー人口も限られます。

しかしレースシムならそれよりは圧倒的に価格コストも少なく、電源を入れるだけ。活用すれば子どものドライビングスキルの英才教育にもなるかもしれません(!?)

立場によってレースシムに対する意見は異なりますが、新しいモータースポーツ体験として広がれば良いなと筆者は思います。そしてレースシムをきっかけに実車に興味を持つ人が増えてくれるとうれしいですね。

(ジョン・スミス)