MotoGP第12戦:2戦連続開催のアラゴンで中上貴晶が初日総合トップタイムをマーク

 MotoGP第12戦テルエルGPのフリー走行1回目、2回目がスペインのモーターランド・アラゴンで行われ、MotoGPクラスは中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)がフリー走行2回目でトップタイムをマーク。初日総合としてもトップで終えた。

 第12戦もマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)は欠場。代役としてステファン・ブラドルが参戦する。また、アラゴンGP開催週の木曜日にPCR検査で陽性が判明したバレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)も欠場となった。

 フリー走行1回目は気温18度、路面温度20度のドライコンディションで行われた。セッション序盤から上位のタイムは激しく入れ替わった。最初に1分49秒を切ったのはアレックス・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)で、1分48秒953を記録してトップに立つ。

 序盤に2番手につけていた中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は、開始15分過ぎにトップタイムをマーク。A.マルケスは2番手、そして3番手にはジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)がつける。

 セッション終盤、残り時間2分を切って、それまで2番手を維持していたA.マルケスがタイムを更新。1分48秒184をマークしてトップに浮上する。A.マルケスはその翌周にもアタックを続け、セクターごとにタイムを削っていた。しかし17コーナーでスリップダウン。タイムの更新はできなかったものの、A.マルケスがそのままフリー走行1回目をトップで終えた。

 2番手は中上、3番手はミル。4番手にはブラドルがつけてホンダ勢3人がトップ5に入った。5番手はフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)。マーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)は6番手だったが、ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)は17番手という結果。アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム)は16番手だった。

 フリー走行2回目は気温20度、路面温度26度のなかでスタート。セッション開始15分、中上が1分48秒354をマークしてトップに浮上する。2番手にはモルビデリ、3番手にはヨハン・ザルコ(エスポンソラーマ・レーシング)が続く。

 残り時間20分、ポル・エスパルガロ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)が2番手に浮上。トップは中上がキープしていたが、残り時間4分を切って、ミルがトップに立つ。そのミルのタイムを、中上が更新。中上はこの日初めて1分47秒台のタイムを記録し、トップに返り咲いた。中上はその翌周にもタイムを更新し、1分47秒782をマークする。

 中上はそのままセッションを制し、同時に初日総合をトップで終えた。セッション2番手となったのは、最後のアタックで1分47秒957をマークしたビニャーレスで、このふたりまでが1分47秒台。カル・クラッチロー(LCRホンダ・カストロール)は3番手につけ、LCRホンダのふたりがトップ3に入った。

 4番手はクアルタラロ、5番手がミル。前戦ウイナーのアレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)は6番手。ルーキーのイケル・レクオーナ(レッドブルKTMテック3)が7番手に続いている。A.マルケスは10番手、初日総合としては6番手だった。

 また、初日はドゥカティ勢が軒並み苦戦し、初日総合としては13番手のザルコがドゥカティ勢最上位。ドヴィツィオーゾは総合18番手に沈んだ。