DTM、新型コロナウイルスの影響で最終戦ホッケンハイムを無観客開催へ

 DTMドイツ・ツーリングカー選手権は11月6〜8日、ホッケンハイムで2020年の最終戦を開催するが、シリーズを運営するITR e.Vとホッケンハイムリンクの決定により、この最終戦のチケットを販売せず、無観客での開催となると発表した。

 2020年のDTMは、少しずつ観客動員を開始し、シリーズは早くも最終戦を迎えることになった。シーズンはディフェンディングチャンピオンのレネ・ラストとニコ・ミュラー、ロビン・フラインスとの間でタイトル争いが展開されているものの、例年シーズン最大の盛り上がりをみせるはずの最終戦ホッケンハイムが無観客で開催されることになった。

 これはヨーロッパでふたたび感染拡大が広がっている新型コロナウイルスの影響によるもので、代わってDTMでは、テレビ局のSAT.1とストリーミングで中継される。

「我々は、多くの観客が集まるホッケンハイムでの2020年DTMのグランドフィナーレを楽しみにしていた。ただ、現在の新型コロナウイルスの状況を考えると、我々がもつ信頼できる方法を計画できない状況だ。ただ、優先されるべきは安全であり、ITRはホッケンハイムの決定に完全に同意する」というのは、ホッケンハイムのマネージングディレクターを務めるヨハン・ナーペル。

 また、ITRのマネージングディレクターを務めるマルセル・モハウプトは「新型コロナウイルスの影響で、現在の状況は信頼できる計画を立てることができない。ファンのために、DTMフィナーレのチケット販売を控えることを決めた。ファンの皆さんには申し訳ないが、状況を踏まえた上での正しい判断だと確信している」とコメントした。

「しかしファンは、何も見逃すことはない。SAT.1とライブストリーミングで、DTMのグリッドを世界中から観ることができる。またトラックで2021年、多くのファンを迎えられることを願っている」

 2020年限りで現行のクラス1規定でのDTMは“見納め”となる可能性が高いが、その最終戦はまさかの無観客レースになりそうだ。