「見た目は派手だけど中身は超堅実」レスポンスに磨きをかけたFD2シビックタイプR!

ユーザーライクな仕様でまとめた走行会エンジョイスペック

M&Mの技術力を示すFD2シビックタイプR改

2.15L仕様のDC5インテグラや、2.6L仕様のアコードユーロRなど、排気量アップを伴うハイレベルなサーキット本気仕様を数多く手がけてきたことで知られる“M&Mホンダ”。そんな同社が、エンジン本体ノーマルのままサーキットを楽しめるスペックというテーマで製作したのが、このFD2シビックタイプRだ。

心臓部のK20Aエンジンは、吸気に戸田レーシングのスポーツインジェクションキットを、排気に同じく戸田レーシング製のEXマニをそれぞれセットした実測250馬力仕様。マネージメントは専用ECUで綿密に行っている。

室内は適度に軽量化を実行。リヤシートは撤去されているが、シート背面とトランクルームの間には、ボディ剛性を高めつつトランクルームと室内を塞ぐことが可能な『トランクルームガセットプレート』を装備。これもM&Mホンダのオリジナルアイテムだ。

エキゾーストマフラーはM&Mオリジナルのフルチタンモデル。純正の約16kgに対して約4kgと、実に10kg以上の軽量化が可能だ。ストレート構造で排気の抜けを向上させつつも、メインサイレンサーの工夫によってアイドリングから中回転域までは静かというストリートカーに最適な逸品でもある。

エクステリもM&Mの製品で武装。専用設計のバンパーでフロントのダウンフォースを増強し、リヤはエアロダックテールトランクとGTウイングで前後の空力バランスを最適化。機能最優先のエアロチョイスだ。

サスペンションはオーリンズベースのオリジナル車高調(F20kg/mm R18kg/mm)を軸に構築し、前後9.0JのボルクレーシングTE37SLをセット。タイヤは235/40R18サイズのアドバンA050を合わせている。純正フェンダー無加工でも問題なく履きこなせるサイズだ。LSDはATSカーボンの1.5WAYを奢る。

取材時のベストラップ(オートポリス)は2分13秒420。リヤシートの撤去などの軽量化こそ行われているが、あくまで公道走行をメインに据えたチューンドとしてはかなりの好タイム。トータルバランスを追求したマシンメイクが光る一台だ。

●取材協力:M&Mホンダ 福岡県太宰府市国分1丁目18-8 TEL:092-923-1955