2021年F1カレンダー案が明らかに。バーレーンで開幕、サウジアラビアGP初開催で全22戦の計画

 FIA(国際自動車連盟)は10月9日、リモートによる世界評議会を開催し、主要世界選手権の2021年カレンダーについて協議した。ここでWEC、WRCなどいくつかのカテゴリーのカレンダーは決まったものの、F1については、新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延が収束していないとして、暫定カレンダーの提示すらできなかった。

 今年は世界中のあらゆるモータースポーツイベントが、コロナウイルスの影響を受けた。しかしそんな中でも、来シーズンに向けては少しずつ前向きな姿勢が見られる。たとえばフォーミュラEは、1月16日にチリ・サンチアゴで開幕戦を行うことが決定している。その1週間後にはWRCが初戦モンテカルロラリーを開催し、WECは3月19日のセブリングを皮切りに、5月1日のスパ・フランコルシャン、6月12、13日のル・マン24時間、7月18日のモンツァ、9月26日の富士スピードウェイ、11月20日のバーレーンと、世界各地での転戦が決まっている。

 一方、F1に関しては、FIAは慎重な姿勢を崩さない。とはいえ水面下では、各サーキットとの交渉が続けられている。f1i.frによれば、来季のカレンダーは下記のような一覧となる見通しだ。もちろんコロナの状況次第で、スケジュールの大幅変更は起こりうる。あくまで現時点でFIAとF1が望む理想のカレンダーということだ。

 まず注目すべきは開幕戦で、久しぶりにバーレーンで開催されることになる。おそらく冬のテストをいまだにコロナが収束していないバルセロナを避けてバーレーンで行い、そのまま開幕戦に繋げるということだろう。

 一方でメルボルンは、例年の3月から10月に移動する。オーストラリア政府が依然として、海外からの流入を厳しく制限しているためだ。なお、日本GPは10月10日に第17戦として開催する予定が組まれている。

2019年F1第17戦日本GP
2019年F1第17戦日本GP スタートシーン

 そして最大の変更点は、ブラジルGPが消失し、代わりにサウジアラビア・ジェッダでの市街地レースが開催されることだ。

■2021年F1世界選手権カレンダー案(f1i.frまとめ)

Round 日程 グランプリ
1 3月14日 バーレーンGP
2 3月28日 ベトナムGP
3 4月11日 中国GP
4 4月25日 アゼルバイジャンGP
5 5月2日 オランダGP
6 5月9日 スペインGP
7 5月23日 モナコGP
8 6月6日 カナダGP
9 6月20日 オーストリアGP
10 6月27日 フランスGP
11 7月11日 イギリスGP
12 7月25日 ハンガリーGP
13 8月29日 ベルギーGP
14 9月5日 イタリアGP
15 9月19日 ロシアGP
16 9月26日 シンガポールGP
17 10月10日 日本GP
18 10月24日 オーストラリアGP
19 11月7日 アメリカGP
20 11月14日 メキシコGP
21 11月28日 サウジアラビアGP
22 12月5日 アブダビGP