WRC:トヨタのエバンスに焦りなし。イタリアでの4位も「失望していない」

 WRC世界ラリー選手権に参戦し、第6戦イタリア終了時点で選手権リーダーとなっているエルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)は、総合4位に終わった先週末のラリーについて「失望していない」と語った。

 2020年シーズン、Mスポーツ・フォードからTOYOTA GAZOO Racing WRTに移籍し、トヨタ・ヤリスWRCをドライブしているエバンス。
 
 ウェールズ出身の彼は移籍後2戦目となるスウェーデンでトヨタでの初勝利を挙げると、第5戦トルコでもドラマチックな勝利を手にし、現在ドライバーズランキングで首位に立っている。

 そのエバンスは先週末に行われたラリー・イタリア・サルディニアで総合4位となったが、彼はこの結果について「これ以上のリザルトを残すことはできなかった」と述べている。

 WRCイタリアでは、チームメイトでランキング2番手につけるセバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)が総合3位でフィニッシュしたことで、エバンスとのポイント差を4点縮め14ポイント差としている。

 エバンスはWRC公式サイトwrc.comに対し「この結果に満足していないと言っても過言ではない」と語った。

「しかし同時に、僕はそれはどがっかりしていない。(なぜなら)サルディニアで(先頭走者として)道を切り開こうとするときは、いつも厳しい週末になると思っていたからだ」

「あるステージではレッキ前に降った雨に少し助けられたが、金曜日の午後のステージでは(路面が)とてもきれいになった。パフォーマンスが少し良くなった領域もあったが、それが結果の大部分を変えたとは思えない」

「僕たちは金曜の午後から4番手を走っていたけれど、それ以降、表彰台を争うことはほとんどできなかったと思う」

 エバンスは日曜の最終パワーステージ(SS16)において、わずか2ポイントしか獲得できなかったことに失望したことを認めた。このステージではヒュンダイの3人のドライバー全員がボーナスポイントを獲得している。

「あのステージはヒュンダイ(のクルマ)にピタリと合う何かがある」というエバンスは「彼らのクルマはいつもそこで強いんだ」と続けた。

「ああいったステージのためにもう少し努力が必要だと思うが、僕たちがどれほど悪いかではなく、彼らがどれだけ良いか……という話なのかもしれない」

「その答えを見つける必要はあるが、クルマをひとつのステージに向けて調整しないように注意する必要がある。そう、取り組むべくことはいくつか見つかったが、とりわけひどい週末ではなかったよ」

エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC) 2020年WRC第6戦イタリア
エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC) 2020年WRC第6戦イタリア