SBK:ワークス勢の2021年ラインアップが出揃う。Team HRCはレオン・ハスラムを継続起用

 10月15日、株式会社ホンダ・レーシング(HRC)は、スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦しているレオン・ハスラムと契約更新に合意したと発表した。アルバロ・バウティスタとハスラムは2021年もTeam HRCから継続参戦することに決定した。

 2020年からワークスチームとしてSBKの参戦をはじめたTeam HRCは、アルバロ・バウティスタとレオン・ハスラムを起用して戦っている。

SBKに参戦しているレオン・ハスラム(TEAM HRC)とホンダCBR1000RR-RW FIREBLADE SP
SBKに参戦しているレオン・ハスラム(TEAM HRC)とホンダCBR1000RR-RW FIREBLADE SP

 今季は第4戦アラゴンのレース2でバウティスタが3位表彰台を獲得。ホンダ勢は表彰台の常連ではないが、ワークスマシンの新型CBR1000RR-RW FIREBLADE SPの戦闘力を着実に向上させている。そんなTeam HRCはハスラムと契約更新をして2021年もバウティスタとハスラムのコンビを継続させることを決定させた。

アルバロ・バウティスタ、レオン・ハスラム(Team HRC)
アルバロ・バウティスタ、レオン・ハスラム(Team HRC)

 2009年から2015年までSBKにフル参戦した経験のあるハスラムは、2016年からはブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)に参戦して2018年にはチャンピオンを獲得。2019年シーズンはチャンピオンチームのカワサキ・レーシングチーム・ワールドSBKで王者ジョナサン・レイのチームメイトとしてSBKに復帰したが、2020年シーズンはホンダに移籍した。今季は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を大きく受けたなかで、ホンダのSBKプロジェクトに大きく貢献している。

 ハスラムは「Team HRCと契約更新できたことは、歓喜の一言ではとても足りない。今年は、コロナ渦の影響もあり、限られたテストシーズンしかなかったことなど、大変なシーズンだったが、SBKプロジェクト発足当時からポテンシャルを感じたため、2年目も引き続き、マシンの開発に貢献でき、チームとともに戦えることは、自分にとって非常に大切なことだ」と契約更新を喜んだ。

「表彰台のトップを狙える自信があり、また目標でもあるから、ホンダとTeam HRCとともに戦えることは素晴らしいことだと思う。2021シーズンの開幕が待ちきれない」

SBK:アルバロ・バウティスタ(Team HRC)
SBK:アルバロ・バウティスタ(Team HRC)

 HRCの代表取締役社長を務める野村欣滋氏は「レオン・ハスラム選手と、来年も引き続きTeam HRCで戦えることを大変うれしく思っています。ハスラム選手は、経験豊富でモチベーションも高く、2019年末にホンダチームの一員となって以来、SBKプロジェクトに専念。世界中が新型コロナウイルス感染症の影響を受け、さまざまな制約や挑戦を強いられるなか、HRCのエンジニアとともにベース車であるCBR1000RR-R FIREBLADE SPのポテンシャルを100%引き出す努力をしてくれています」と語った。

「このライダー体制の決定は、SBKプロジェクトに継続性をもたらし、市販車をベースとした最高峰レースのSBKで、Team HRC は成長の道を歩み続けることができます。レースでの優勝はもちろん、タイトルを獲得できるチームだと自信を持っていますので、この目標達成に向けて引き続き努力いたします」

SBKに参戦しているレオン・ハスラム(Team HRC)
SBKに参戦しているレオン・ハスラム(Team HRC)

 今回のライダーラインアップ発表により、2021年のSBKに参戦するワークスチームのラインアップが決定したことになる。

■Kawasaki Racing Team WorldSBK
ジョナサン・レイ
アレックス・ロウズ

■ARUBA.IT Racing – Ducati
スコット・レディング
マイケル・ルーベン・リナルディ

■Team HRC
アルバロ・バウティスタ
レオン・ハスラム

■BMW Motorrad WorldSBK Team
トム・サイクス
マイケル・ファン・デル・マーク

■PATA YAMAHA WorldSBK Official Team
アンドレア・ロカテッリ
トプラク・ラズガットリオグル

■GRT Yamaha WorldSBK Junior Team
ギャレット・ガーロフ
野左根航汰

■Kawasaki Puccetti Racing
ルーカス・マヒアス