SBK:高橋巧を擁すMIEレーシング、最終戦エストリルでエリック・グラナドを第2ライダーとして起用

 10月13日、スーパーバイク世界選手権(SBK)に2020年シーズンから新規参戦しているMIEレーシング・ホンダ・チームは、10月16~18日にポルトガルで開催される第8戦エストリルで、高橋巧のチームメイトとしてエリック・グラナドを起用すると発表した。

 ホンダのサテライトチームとして新型CBR1000RR-Rを投入し、シーズン序盤はMIEレーシング・アルティア・ホンダ・チームのエントリー名で今季からSBKに参戦をはじめた同チームは、シーズン開始前には高橋巧とジョルディ・トーレスのラインアップでエントリーすることを明かしていた。

SBKに参戦している高橋巧(MIEレーシング・ホンダ・チーム)
SBKに参戦している高橋巧(MIEレーシング・ホンダ・チーム)

 当初は第1戦オーストラリアと第2戦カタールでは高橋巧のみ出場し、第3戦ヘレスからトーレスがチームに加わる予定だった。しかし、2月28~3月1日に開催された第1戦オーストラリア以降は、新型コロナウイルスの影響でスケジュールが変更される。

 トーレスはMotoEとダブルエントリーでSBKに出場予定だったが、MotoEとSBKの2戦が同一の週末に開催されることになったため、チーム側とトーレスの双方の合意によりライダー変更を決断した。

 そして新たに若手イタリア人ライダーのロレンツォ・ガベリーニの起用が決まり、7月31~8月2日開催の第2戦ヘレスでSBKデビューを果たした。

SBKに参戦している高橋巧(MIEレーシング・ホンダ・チーム)
SBKに参戦している高橋巧(MIEレーシング・ホンダ・チーム)

 ガベリーニは第2戦ヘレスから第4戦アラゴンまで3戦を戦っていたが、8月31日にMIEレーシングとアルティアレーシングのパートナーシップが終了して以降、チーム名を『MIEレーシング・ホンダ・チーム』として高橋巧のみの1台体制で戦うことになった。

 そんななかSBKの2020年シーズン最終戦として10月16~18日にポルトガルのエストリル・サーキットで行われる第8戦エストリルで、MIEレーシング・ホンダ・チームはエリック・グラナドを第2ライダーとして参戦させることになった。

 グラナドは先週に最終戦を迎えた電動バイクのチャンピオンシップMotoEに参戦していたライダーで、第1戦スペインで優勝を挙げたライダーだ。それまではMoto3クラスやMoto2クラスに参戦しており、ロードレース世界選手権で活躍していた。

 市販車ベースとなるホンダCBR1000RR-Rは初めて駆ることになるが、グラナドはFIM CEV Repsol(スペイン選手権)に参戦していたためエストリル・サーキットの走行経験を持つため、高橋巧とともに上位を目指すという。

MotoEに参戦したエリック・グラナド(Avintia Esponsorama Racing)
MotoEに参戦したエリック・グラナド(Avintia Esponsorama Racing)

 グラナドは「SBKに出場する数少ないライダーのひとりになるチャンスを与えてくれたホンダブラジルに感謝したい。新型CBR1000RR-Rは初めて乗ることになるからとても嬉しく思っている」と語った。

「僕はエストリルでレースをした経験があるから良いことであり、実際にCEV(スペイン選手権)で2回の優勝している。でもSBKはハイレベルなレースであることは分かっているし、結果に関しては期待していない」

「僕は新人だし、新しいバイクに適応しなければならないので、キャリアの観点からみても大きなチャレンジになる。この経験を生かして、多くのことを学べる週末になることを願っている」

SBKに参戦している高橋巧(MIEレーシング・ホンダ・チーム)
SBKに参戦している高橋巧(MIEレーシング・ホンダ・チーム)