GTWCヨーロッパ:スプリントカップはウィーツ/ファントール、WRTがダブルタイトル獲得

 GT3カーで争われるGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・スプリントカップは10月8〜11日、バルセロナで2020年最終ラウンドが開催された。レース1はエミール・フレイのアルベルト・コスタ/ジャコモ・アトロー組163号車ランボルギーニ・ウラカンGT3が、レース2はアテンプト・レーシングのニコラス・ショール/フレデリック・バービシュ組66号車アウディR8 LMSが、レース3はアッカASPのチムル・ボグスラフスキ/ラファエル・マルチェッロ組88号車メルセデスAMG GT3が優勝を飾った。

 新型コロナウイルスの影響によりスケジュールが変更されていたGTワールドチャレンジ・ヨーロッパもスプリントカップはこれが最終ラウンド。バルセロナを舞台に3レースが開催された。

 10月9日のプラクティスに続き、10月10日に行われた予選1回目/レース1ではエミール・フレイ・レーシングのランボルギーニ・ウラカンGT3がワン・ツーを飾った。ポールポジションはリカルド・フェラー/ミカエル・グレニエ組14号車ウラカンGT3が獲得、アッカASP勢との戦いを制しコスタ/アルトー組163号車が優勝を飾り、フェラー/グレニエ組14号車が2位に続いている。

 10月11日は現地時間9時から予選2回目と3回目が行われ、12時25分からレース2が、16時30分からレース3が行われた。レース2では、3番手からスタートしたショール/バービシュ組アウディが優勝を飾り、ウィーツ/ファントール組32号車アウディが2位に。ボグスラフスキ/マルチェッロ組88号車メルセデスが3位に食い込んだ。

 続くレース3ではスタート直後、エディ・チーバー3世がドライブするテンペスタ・レーシングの93号車フェラーリが激しくクラッシュする波乱の幕開けに。そんななか、88号車メルセデスがリード、ケルビン・ファン・デル・リンデが駆る31号車アウディが続く展開となったが、リードを守ったボグスラフスキ/マルチェッロ組88号車メルセデスが優勝しシーズンを締めくくった。

 2位には予選3番手からポジションを上げたウィーツ/ファントール組32号車アウディが入り、ドライバーズチャンピオンを獲得することに。ウィーツは弱冠19歳でのチャンピオン獲得となった。一方、チームメイトの富田竜一郎/ファン・デル・リンデ組31号車アウディはレース1で7位、レース2、レース3ともに4位に食い込み、表彰台獲得とはならなかったもののベルジャン・アウディクラブ・チームWRTのチームタイトル獲得に貢献した。

レース1のスタートシーン
レース1のスタートシーン
レース1を制したアルベルト・コスタ/ジャコモ・アトロー組
レース1を制したアルベルト・コスタ/ジャコモ・アトロー組
レース2のスタートシーン
レース3のスタートシーン
レース2を制したチムル・ボグスラフスキ/ラファエル・マルチェッロ組
レース2を制したチムル・ボグスラフスキ/ラファエル・マルチェッロ組
チャンピオンを獲得したシャルル・ウィーツ/ドリス・ファントール組32号車アウディ
チャンピオンを獲得したシャルル・ウィーツ/ドリス・ファントール組32号車アウディ
31号車アウディをドライブしたケルビン・ファン・デル・リンデと富田竜一郎31号車アウディをドライブしたケルビン・ファン・デル・リンデと富田竜一郎
31号車アウディをドライブしたケルビン・ファン・デル・リンデと富田竜一郎