メルセデス・ベンツ謹製の電動キックボード! 最長25km走れる「eスクーター」誕生

Mercedes-Benz eScooter

メルセデス・ベンツ eスクーター

5000km超の走行に耐える“メルセデス品質”

メルセデス・ベンツは、EV専用サブブランド「EQ」の新製品として「eスクーター」を本国で導入する。折り畳みタイプの電動キックボードで、蓄電容量7.8Ahのバッテリーを搭載。最高速度20km/h、最長航続距離25kmを実現している。

メルセデス・ベンツのeスクーターは、スイスで小型モビリティづくりをリードしてきた「マイクロモビリティシステム社」と共同で開発。スタイリッシュなデザインや高い機動性はもとより、5000km超の走行にも耐え得る“メルセデス品質”を追求したという。

メルセデス・ベンツ eスクーターのタイヤイメージ

石畳の上でも走りやすい

ボディサイズは全長980mm、全幅145mm、全高1096mmで、折り畳めば全長928mm、全高340mmのコンパクトさに。重量も約13.5kgに抑えているので、たとえば車両の荷室へ搭載しておき、都心部ではeスクーターへ乗り換えるという「パーク&ライド」にも重宝する。

サスペンションを前後に備え、タイヤ径も20cmと、石畳などの凹凸路でも乗りやすいように設計。ボードも十分な面積があり、滑り止め加工を施し安全性を高めている。さらに、ブレーキをフロントへ1基、リヤへ2基備えるとともに、ライトも車体前後に装着している。

メルセデス・ベンツ eスクーターの俯瞰目イメージ

ハンドルバーにはスマホ用ブラケットを装備

人間工学に基づいて設計したハンドルバーは、右側がアクセル、左側がブレーキとなっており、ベル(警音器)も完備。中央部分には速度やバッテリー残量、走行モードを表示するディスプレイを組み込んだ。

さらに、ハンドルバーにはスマートフォンを設置できるブラケットも用意。アプリを通して走行距離やバッテリー状態の確認はもちろん、ナビゲーションシステムを利用することができる。ライトの点灯/消灯や走行モードの切り替えもアプリ上で管理することが可能。

メルセデス・ベンツ eスクーターのプレートイメージ

家庭の充電ならおよそ3時間で“満タン”に

eスクーターは、標準の家庭用ソケットなら3〜3時間半で“満タン”に、2時間で約70%までチャージできるという。今後に向けて、クルマで移動中に荷室の中で充電できるようなシステムを計画しているという。

メルセデス・ベンツのeスクーターはライセンスプレート用ブラケットや識別プレートなどを備えており、自賠責に加入すればドイツ国内の公道を走行できる。

ロンドンが「超低排出ゾーン(一定の排ガス規制を満たしていない車両に通行料の支払いを課す区域)」を設定したように、世界各国で都心部での排ガス削減の必要性が叫ばれるいま、電動自転車や電動キックボードといったアーバンモビリティの重要度がにわかに高まっている。メルセデス・ベンツは「クルマを降りても、メルセデス品質」を提供するべく、eスクーターの導入へと踏み出した恰好だ。