復活のトヨタ「MR2」、共同開発の相手はスバル or ロータス?

■ホンダのミッドシップスポーツ「NSX」は2,420万円!

ホンダ「NSX」のエクステリア

1990年に登場し、2017年に2代目へと進化したミッドシップスポーツカー「ホンダNSX」。その車名はNew Sports eXperienceに由来しており、生産は米オハイオ工場が担当しています。

3.5LのV6直噴DOHCツインターボエンジンと3基のモーターアシストにより、システム最高出力581ps/65.9kgmを発生するハイブリッド・スポーツカーで、1.8tの車両重量をフロント:ダブルウイッシュボーン式、リヤ:ウイッシュボーン式サスペンションが支えています。

車両サイズは全長:4,490mm、全幅:1,940mm、全高:1,215mm、ホイールベース:2,630mm。国内販売価格は2,420万円とダントツの高額モデルで、日産GT-Rと同様に300km/h以上で走行可能な本格スポーツカーとなっています。

スバルの3.5L 12気筒エンジンを搭載した「ジオット・キャスピタ」

一方、トヨタ自動車で今後の復活を期待されているのが先回ご紹介したミッドシップスポーツカー「MR2」。「86」や「BRZ」で実績があるスバルとの共同開発が噂されています。

スバルには1991年に市販予定だった600psを誇る高性能ミッドシップスポーツカー「ジオット・キャスピタ」用エンジン(3.5L水平対向12気筒)の開発実績があります。

■ミッドシップスポーツ開発に長けたロータスの存在

ロータス「エリーゼ」(コンセプトモデル)のエクステリア

しかしながら、「MR2」の場合、英ロータスとの共同開発の可能性も捨て切れません。

と言うのも、ロータスはかねてよりトヨタからミッドシップモデルの「エリーゼ」や「エキシージ」「エヴォーラ」用にエンジン供給を受けており、ミッドシップカーの開発に長けているからです。

中でも、ロータスが市販化を目指してパリモーターショー2010に出展したミッドシップカー「エリーゼ」のコンセプトモデルは、まさに次期「MR2」と言ってもよさそうなスタイリングをしていました。

ロータス「エリーゼ」(コンセプトモデル)のエクステリア

スーパーチャージャー付き2.0L直4エンジン(320ps/33.7kgm)をミッドに搭載するMRモデルで、小排気ながら過給機による優れた走りを実現。車両重量は1,095kgと軽量で、6速MTとの組み合わせにより0-100km/h加速4.3秒、最高速度270km/hをマークしました。

英国価格は約460万円と比較的リーズナブルな設定になっていましたが、同モデルは当時のロータス社の経営情勢から市販化に繋がらず、幻のモデルとなっています。

トヨタ「MR2」のエクステリア

少量生産を背景に、他社との共同開発が予想される次期「MR2」ですが、どのメーカーと組むにせよ、雲の上のホンダ「NSX」よりも手の届く範疇の車両価格で市販化されることが望まれます。

Avanti Yasunori・画像:TOYOTA、Lotus、Honda)