F1アイフェルGP FP2:天候不順により一度も走行できずに終了。異例の初日に

 2020年F1第11戦アイフェルGPのフリー走行2回目(FP2)は、フリー走行1回目に引き続き天候不順による視界不良が原因でメディカルヘリが飛べず、結局初日は一度も走ることなく終わることになった。

 現地時間15時からのFP2。天候は小雨、気温10度、路面温度13度と、相変わらず寒い。さらにアイフェル山中のサーキットは依然として深い霧に覆われ、メディカルヘリが有視界飛行できる状況ではない。90分のセッションのカウントダウンは午後3時から始まったが、ピットレーンは閉じられたままだ。

 15時30分、雨は降り続いているが、空はやや明るくなったように見える。しかしFIAはさらに30分、16時まで待つことを選択した。

 そして16時。天候の好転は見られず、FP2もこのまま1台もコースを走ることなく終了することになった。万一事故が起きた場合、最大20分以内にけが人を病院に搬送することが定められている。ニュルブルクリンクの場合、設備の整った病院は約50km離れたコブレンツにしかなく、メディカルヘリの有視界飛行は絶対条件となる。

 いずれにしても初日フリー走行が、2セッションとも中止になったのは異例の事態。各チームは2日目に予定される1時間のフリー走行3回目(FP3)で、予選、レースに備えなければならない。ただし土曜日のニュルブルクリンクも、ぐずついた天気の予報だ。

 なおフェラーリは、FP1で出走できなかったミック・シューマッハーとカラム・アイロットを、最終戦アブダビGPのFP1で走らせることを考えているようだ。