レッドブルF1代表、フェルスタッペン離脱の懸念を否定「エンジンに関連する契約解除条項はない」

 レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンとの契約のなかにパワーユニット(PU/エンジン)に関連する解除条項が存在し、彼を契約期間満了前に失う可能性があるという説を否定した。

 10月2日、ホンダは2021年末でF1活動を終了することを発表。これにより現在ホンダからパワーユニットの供給を受けているレッドブル・レーシングとアルファタウリは、2022年以降の新たなパワーユニットパートナーを探す必要に迫られることになった。

 さらに、ホンダのF1参戦終了は、レッドブルとフェルスタッペンとの契約にも影響をおよぼすのではないかと懸念されている。現在両者は2023年末まで契約を結んでいるが、そのなかに、ホンダが去る場合に契約期間途中でもフェルスタッペンが離脱することを可能にする条項があるものと考えられているためだ。

 しかしホーナーはそういった推測を否定する発言を行った。

「彼の契約にはそういった条項はない」とホーナーはレッドブル系列のテレビ局ServusTVにおいて今週月曜にコメントした。

「ドライバーとチームの契約内容を公開することはないが、マックスとの契約にエンジン関連の条項が存在しないことは確かだ」

「彼は競争力のあるドライバーだ。このチームにとてもなじんでおり、ホンダのプログラムを強く信じている。ホンダが予定を早め2022年用のエンジンを2021年に持ち込むことも彼は知っている。これは心強いことだ」

「来年我々は一歩前進することができるだろう。彼はそれを楽しみにしている。それに2022年まではまだ長い道のりがある」

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1第10戦ロシアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 フェルスタッペンは、ホンダのF1活動終了についてコメントを発表、残念に思っているものの、最大限の結果を目指して戦っていくという当面の目標は変わらないと語った。

「ホンダがF1から去るのはもちろん残念なことだ。僕らはとてもいい関係を築いてきたし、このプロジェクトにかかわる人々が力を尽くしているのは知っているからね。彼らの献身は僕にとって大きな意味のあることだった」とフェルスタッペン。

「でも、このことが現時点で何を意味するのかというと、僕らが何に焦点を合わせていくのかという点では何も変わらない。今シーズンの残りのレースと来シーズンにかけて、協力して集中し、毎戦表彰台を目指していく。僕らはそういう素晴らしい目標を持っているんだ。常に自分たちに可能な最大限のリザルトを出さなければならない」