Q3とe-tronに続く流麗なクーペSUV「アウディ Q5 スポーツバック」がデビュー

Audi Q5 SPORTBACK

アウディ Q5 スポーツバック

2021年前半から英国市場での販売をスタート

クーペの美しく流麗なエクステリアと、SUVの多機能性を融合させたアウディのミドルサイズSUV「Q5 スポーツバック」が発表された。パワーユニットはガソリンとディーゼルに加えて、プラグインハイブリッドの「TFSI e」やハイパフォーマンス仕様の「SQ5」をラインナップ。2021年前半から英国市場での販売がスタートする。

アウディはQ3とe-tronに印象的なスポーツバックを投入してマーケットで成功を収めており、ミドルサイズSUVのQ5にも同様のラインアップを加えたかたちだ。Q5が持つファミリーフレンドリーなユーティリティはそのままに、スポーツカーのようなピュアで個性的なデザインを求めるカスタマーにアピールする1台となる。

アウディUKのディレクターを務めるアンドリュー・ドイルは、Q5 スポーツバックの投入について以下のように説明した。

「アウディのお客様の多くは、革新的でインスピレーションに富んだデザインと、日常生活での基本的な使いやすさを兼ね備えたモデルを支持しています。ミドルサイズSUVとして高い人気を誇るQ5に、新たにスポーツバックが加わることで、よりスタイリッシュな表現のチョイスができるようになります。Q3やe-tronのスポーツバックと同じように、私たちからの“SUVとクーペのいいとこ取り”の提案です」

アウディ Q5 スポーツバックのエクステリア

SUVらしい力強さとクーペのエレガンスを両立

Q5 スポーツバックのエクステリアは、アウディのQモデルらしい存在感が与えられた。八角形シングルフレームグリルを囲むように配置された大型エアインテーク、特徴的なデイタイムランニングライトを備えたヘッドライトにはLEDテクノロジーが採用され、Sライン以上のモデルには「マトリクスLEDユニット」が搭載されている。

フロントからリヤにかけてエレガントなラインを描くショルダーラインは大径ホイールを強調。ドアのサイドシルトリムは路面コンディションを選ばない走破性能をアピールする。ルーフラインはボディから低く伸び、リヤに向かって弓を描くように鋭く傾斜。クーペらしく寝かされたリヤウインドウとリヤバンパーにより、リヤビューにダイナミックでパワフルな印象を持たせることに成功した。

また、テールランプにはQ5に続き、新世代のOLED(有機EL)テクノロジーを採用。各ユニットには3基の有機ELが搭載されており、それぞれを6つのセグメントに分割して個別に制御したり、異なる設定をしたりすることができる。

アウディ Q5 スポーツバックのインテリア

Q5と変わらない抜群のユーティリティ

Q5と変わらない2.82mのホイールベースにより、5人乗りのキャビンに十分なスペースを確保。ラゲッジルームの通常時容量は510リットルだが、リヤシートを前方にスライドすることで最大60リットル増加した570リットルを実現し、リヤシートを倒せば1480リットルのスペースが生まれる。パワーテールゲートは標準装備となる。

インストゥルメントパネルの中心には10.1インチMMIディスプレイを配置し、Q5と同様に第3世代のモジュール式インフォテインメントシステム「MIB 3」を採用。回転式のMMIコントロールダイヤルが廃止され、フルタッチスクリーン機能が導入された。

さらに大幅に強化された音声コントロールシステムも採用。この最新音声入力システムは、ステアリングホイール上のスイッチを押すか、「Hey Audi」と声をかけることで作動し、クラウドから最新情報にアクセスすることが可能だ。

12.3インチのパノラマディスプレイを備えた「アウディ・バーチャル・コクピット」は、MMI ナビゲーション・プラスやインターネット接続機能を持つ「アウディ・コネクト」と同様に、英国ではすべての仕様に標準装備される。この結果、目的地の検索においてGoogle Earthの高解像度衛星画像を表示したり、リアルタイムで天候や交通情報を受け取って滑りやすい道路や霧などの危険を警告したりすることができる。

また、ニュース、天気や旅行に関する最新情報、現地の燃料価格、指定された場所での空き状況を把握する路上駐車アシストなどの便利な機能も、アウディ・コネクトには含まれている。

アウディ Q5 スポーツバックの走行シーン

ガソリン&ディーゼルに遅れてPHEV仕様も投入

英国市場へと最初に投入されるのは、どちらも最高出力204psを発揮する2.0リッター直列4気筒ガソリン(TFSI)と、2.0リッター直列4気筒ディーゼル(TDI)。ガソリンは「Q5 40 TFSI」、ディーゼルは「40 TDI」のバッヂネームが与えられる。

最高出力347psを発揮する3.0リッターV型6気筒ディーゼルツインターボTDIを搭載した、ハイパフォーマンス仕様の「SQ5 スポーツバック」も同時にラインナップ。一方、プラグインハイブリッド仕様の「TFSI e」は少し遅れて投入される予定だ。

すべてのモデルにクワトロ4輪駆動システムが搭載され、直4エンジンには7速Sトロニック・デュアルクラッチトランスミッション、SQ5スポーツバックのV6 TDIには8速ティプトロニックが組み合わせられる。また、ベルト・オルタネータースターターを採用したマイルドハイブリッドシステムも搭載し、ブレーキング時に発生する回生エネルギーをリチウムイオンバッテリーに充電する。