スコット・レディング「オープニングラップから最大限にプッシュした」/SBK第7戦決勝コメント

 10月3日~4日、フランスのマクニール・サーキットで開催されたSBK第7戦フランスラウンド。レース1、レース2で表彰台に上ったライダーたちと日本の高橋巧が週末を振り返った。

■SBK第7戦フランス レース1 決勝トップ3コメント

■カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK
ジョナサン・レイ レース1:優勝

2020年SBK第7戦フランス レース1で優勝したジョナサン・レイ、3位のアレックス・ロウズ
2020年SBK第7戦フランス レース1で優勝したジョナサン・レイ、3位のアレックス・ロウズ

「トップを走っていて21周すべてを集中するのは非常に困難だった。Ninja ZX-10RRのセットアップは良好で、マクニールの新しいターマックで非常に優れた仕事をした。昨年はこのようなコンディションで1分53~54秒台が良いラップタイムだったけど、今はウェットコンディションで1分48~49秒で走っている。バイクを最大限に活用したと思うので、チームとスタッフたちにすごく感謝している」

「ウエット路面は、完全に濡れている場合や、ほんの少しの水がある場合、そして乾燥している箇所があるときもある。条件は常に変化しているため、最適なセットアップを行うことは決してできない。それでも全体的に、雨のセットアップはとても良かった」

■テンケイト・レーシング・ヤマハ
ロリス・バズ レース1 2位

2020年SBK第7戦フランス ロリス・バズ(テンケイト・レーシング・ヤマハ)
2020年SBK第7戦フランス ロリス・バズ(テンケイト・レーシング・ヤマハ)

「もちろん、とても幸せだよ。僕たちは週末を通して速く走り、バイクを大幅に改善することができた。僕は良いスタートを切って、すぐにジョナサン(・レイ)と勝利を目指して戦った。レース中、このペースを維持することはできないだろうと何度も思ったけど、僕たちは本当に速く、多くのリスクを冒していった。彼にプレッシャーをかけ続けたかったけど、残念ながら小さなミスをして1秒も失ってしまった。だから、3位までの距離をコントロールして2位を確保することにしたんだ。僕を信じてくれたヤマハとテンケイト・レーシングに感謝したい。レース1で表彰台を獲得できてうれしい」

■カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK
アレックス・ロウズ レース1:3位

「レース前半はかなり気持ちよく走れたけど、後半になるとフロントが滑ってきたためハードブレーキングがあまりいい感触ではなかった。もちろん明日には改善できると思っているけど、こういった状況でも表彰台に戻ることができてうれしいよ。過去のシーズンで雨の中、このサーキットを走った経験はたくさんあるけど、再舗装後はまるで別のコースのようだった。以前のブレーキポイントなどはすべて忘れてしまうかもしれないね」

■MIEレーシング・ホンダ・チーム
高橋巧 レース1:17位

2020年SBK第7戦フランス 高橋巧(MIEレーシング・ホンダ・チーム)
2020年SBK第7戦フランス 高橋巧(MIEレーシング・ホンダ・チーム)

「レース1はFP3やスーパーポールよりもかなりいいフィーリングがあったと思います。はらんでしまったり、転倒した理由は、プッシュしすぎたのが原因かもしれません。今日、最も改善しなければならなかったのはグリップです。まだ必要なところまで改善できてはいませんが、明日のレースに向けてポジティブです。最終セクターも改善しなければなりません。これらをすべてうまくまとめることができれば、明日は一歩前進できると思います」

■SBK第7戦フランス レース2 決勝トップ3コメント

■Aruba.it レーシング-ドゥカティ
スコット・レディング スーパーポールレース:4位/レース2:優勝

2020年SBK第7戦フランス スコット・レディング(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)
2020年SBK第7戦フランス スコット・レディング(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)

「素晴らしいレースだった。マシンのフィーリングをすぐに掴むため、オープニングラップから最大限にプッシュした。今週末は苦戦していたので、この結果はなおさら嬉しい。スーパーポールレースを戦っているときに、2つのコーナーでわずかにタイムをロスしていることに気がついた。それで、チームに“この問題を解決したら必ず優勝できる”と伝え、チームはその期待に応えてくれた。彼らに感謝したい」

■テンケイト・レーシング・ヤマハ
ロリス・バズ スーパーポールレース:6位/レース2:2位

「また、素晴らしい日だった。今朝のウォームアップは本当に良かったけど、スーパーポールレースでは多くの問題が発生した。スタート直前に天候が変わり始め、どのタイヤを選ぶべきかよくわからなかったんだ。より柔らかいレインタイヤを選んだけど、すぐに間違ったタイヤであることがわかった。バイクはレースのほぼ全体で回転していた。レース2の開始前は、状況はとてもに似ていて、トラックは非常に濡れていたけど、グリッド上にいると雨は止んだ。タイヤが熱くなりすぎてトラブルが発生するため、普段の僕はこういう状況が嫌いなんだ」

「クルーチーフのミックは、なんとかハードタイヤを選ぶように僕を説得した。そしてそれは正しい選択であることが分かった。最初は限界を探りつつ、ようやくリズムに乗ったとき、数人を追い抜くことができた。ジョナサン(・レイ)をパスし、スコット(・レディング)しか目の前にいなかったとき、僕は2つの選択肢の間に行き詰まった。できるだけ早く前とのギャップを埋めるか、タイヤを節約してマシンをコントロールするかだ。適切なバランスを見つけようしたけど、今回はスコットが少し速すぎたね」

■Aruba.it レーシング-ドゥカティ
チャズ・デイビス スーパーポールレース:5位/レース2:3位

「今日の結果には非常に満足している。今週末はずっとマシンのフィーリングが良かった。素晴らしい仕事をしてくれたチームのスタッフに感謝したい。良いスタートを切ることができたので、ハードにプッシュしてファン・デル・マークを捉えることができた。その後は、ジョニー(ジョナサン・レイ)と素晴らしいバトルをすることができた。良い結果を残すことができて嬉しい」

■MIEレーシング・ホンダ・チーム
高橋巧 スーパーポールレース:19位/レース2:18位

2020年SBK第7戦フランス 高橋巧(MIEレーシング・ホンダ・チーム)
2020年SBK第7戦フランス 高橋巧(MIEレーシング・ホンダ・チーム)

「昨日のレース経験を活かし、今日はもう少しいい結果を期待していましたが、SPレース、レース2ともにグリップに苦しみ厳しいレースとなりました。路面コンディションが目まぐるしく変化し、加えて気温も路面温度も低く、最後まで路面コンディションに走りを合わせることができませんでした。シーズンは残り一戦となりました。最終戦の舞台となるエストリルを楽しみにしています。可能な限りいい結果を残せるようにベストを尽くしたいです」