ドライバー識別灯の表示方法には裏技があった!?【SUPER GT 2020】

●馴染みのないチームのマシンでもA、Bどちらのドライバーか瞬時にわかるその法則とは?

今シーズンからスーパーGTに導入された新しいドライバー識別灯。clicccarでも開幕前テストでの試験運用を取材し、運用側でもその表示方法について試行錯誤を重ねている様子をお伝えしました。

その後無観客で開催された前半4戦を終えて、その表示方法にひとつの法則がある事を、モータースポーツファンの方々はお気づきでしょうか?

スーパーGTファンの方なら、お気に入りのドライバーやチームをお持ちでしょう。なのでそのドライバーのイニシャルを見ればパッとそのドライバーの顔が頭に浮かんでくると思います。

ところが、お気に入りのチームのマシンがバトルをしている時、そのライバルのマシンのドライバーが誰なのかまでは、イニシャルを見てもなかなか名前が出てこず、モニターの前でモヤッとした経験のある方も少なくないと思います。

かく言う筆者もコースサイドで、今ドライブしているの誰だった?となる事しきりでした。ところが、今回ご紹介する法則を覚えておくと、そのマシンをドライブしているのがAドライバーなのかそれともBドライバーなのかが瞬時にわかるようになるはずです。

ではまずこちらの2枚の写真をごらんください。(画像をクリックすると拡大表示されます)

スーパーGT識別灯_002
17号車塚越広大選手
スーパーGT識別灯_003
17号車ベルトラン・バゲット選手

第4戦もてぎで優勝した#17 KEIHIN NSX-GTですが、Aドライバーは塚越広大選手、Bドライバーはベルトラン・バゲット選手、そのイニシャルはそれぞれKT、BBとなります。

その識別灯の表示方法をよく見ると、AドライバーであるKTは左詰め、BドライバーであるBBは右詰めでイニシャルが表示されているのがおわかりでしょうか?このように、ドライバーのイニシャルが左詰めで表示されているのか、あるいは右詰めなのかを見ることで、A・Bどちらのドライバーがドライブしているのか判別できる表示方法になっているのです。

他のマシンでもその法則が成り立っているのか、確認してみましょう。

スーパーGT識別灯_004
38号車立川祐路選手
スーパーGT識別灯_005
38号車石浦宏明選手

GT500クラスで予選ポールポジションを獲得した#38 ZENT GR Supraと、GT300クラス優勝の#65 LEON PYRAMID AMG。

スーパーGT識別灯_006
65号車蒲生尚弥選手
スーパーGT識別灯_007
65号車菅波冬悟選手

38号車は立川祐路(YT)選手と石浦宏明(HI)選手、65号車は蒲生尚弥(NG)選手と菅波冬悟(TS)選手。どちらもAドライバーは左詰め、Bドライバーは右詰めで表示され、法則が成り立っていることがおわかりかと思います。

スーパーGT識別灯_008
2号車加藤寛規選手
スーパーGT識別灯_009
2号車柳田真孝選手

この法則を覚えておくと、とっさの時でもどのドライバーがマシンをドライブしているのか感覚的に判断できるようになり、いよいよ次戦からは現地でもレース観戦できるようになりますので、現場でのドライバーの識別もしやすくなるのではないでしょうか?

ただひとつ心配なのは、来シーズン以降Cドライバー登録がされた時にはこの法則が成り立たなくなってしまうということですが、それはひとまず忘れておきましょう(笑)

個人的には、できるのであればイニシャル表示を昨シーズン同様色分けして表示してくれれば更にわかりやすくなるのかなと思っています。

スーパーGT識別灯_010
なかには助っ人ドライバーということで、マシンに表示のない選手がドライブしていることも(こちらは近藤翼選手)
スーパーGT識別灯_011
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手のイニシャル表示は、日本を表すJP!

ちなみに余談ですが、56号車のジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手のイニシャル表示はどうだったか、わかりますか?

スーパーGT識別灯_012
そして今シーズン、もうひとりJPのイニシャルを持つジェイク・パーソンズ選手

(H@ty)