ジネッタ、ジェントルマンレーサー育成プログラムに向けた新たな「GTアカデミーカー」を公開

Ginetta GT Academy Car

ジネッタ GTアカデミーカー

多くのドライバーをサポートしてきた「GTアカデミー」

英国のモータースポーツカンパニー、ジネッタが2021年シーズンに向けて、新たに開発した「ジネッタ GTアカデミカー」を公開した。さらに、2021年の育成プログラム「GTアカデミー」の詳細も併せて発表されている。

過去60年間、ジネッタは国際モータースポーツシリーズへの参戦を希望するドライバーのサポートを続けてきた。近年、ジネッタが展開するGTアカデミーは、メーカー運営の育成プログラムとして高い評価を受けている。現在、2021年シーズンに向けて、あらゆる年齢層から意欲的なドライバーがすでに参戦を表明しているという。

新型「ジネッタ GTアカデミーカー」は、高い実績を誇るジネッタ製GT4シャシーをベースに開発された。世界各国で行われているGTシリーズへのチャレンジを希望するドライバーに、スピードやパワーなど参戦に必要な経験を提供。ベースマシンからはパワーを落とし、耐久方向に仕様が変更されている。

自転車競技の英国代表で、オリンピック金メダリストのクリス・ホイもジネッタ GTアカデミーを経験したひとり。現在、彼は様々なレースシリーズに参戦中だ。

「今回、新型ジネッタ GTアカデミーカーをドライブするチャンスに恵まれました。走り出してすぐに感銘を受けました。幸運なことに、私はこれまでサーキットで様々なクルマをドライブしています。なかでもGTアカデミーカーはとても刺激的なのに、本当にドライブしやすい。レースやトラックデイへの参加を考えているドライバーが最初に運転するレーシングカーとして、これ以上にピッタリな存在はありません」

新型にバージョンアップした「ジネッタ GTアカデミーカー」

サーキットで必要な経験を効率的に取得可能

ジネッタ GTアカデミーカーは、適切にチューンされた3.6リッターV型6気筒エンジンと優れたシャシーバランスにより、あらゆるコーナーで確実なグリップレベルを確保。ラップを重ねることで、スキルを磨きたいドライバーに最高の経験値を蓄積させる。

GTアカデミーへの参戦費用は6万2500ポンドから。リーズナブルで費用対効果が高い選択肢だと言えるだろう。タイヤはミシュランの公道用タイヤを使用するが、サーキットにおいて抜群のグリップレベルで走行することが可能。また、ミシュランからは成績上位ドライバーへのスカラシップも用意されている。

トラックデイから、GTシリーズへのステップアップを考えているドライバーのために、オプションとしてGTアカデミーカーを使用したレースシリーズも用意されている。「ジネッタ・チャンピオンシップ(Ginetta Championships)」は、英国の有名サーキットでシリーズが構成されており、同一スペックのワンメイク選手権でテール・トゥ・ノーズのバトルや、実戦でのレースマナーを学ぶことができる。

新型にバージョンアップした「ジネッタ GTアカデミーカー」

ドライバーのレベルに合わせたクラスを用意

2021年シーズンはあらゆるレベルのドライバーに、GTアカデミーへの門戸が開かれた。経験豊富なドライバークラスとルーキークラスに分かれており、「G40カップ」「GT5チャレンジ」「スーパーカップ」などのカテゴリーへのステップアップもサポートしている。

今年から導入された「ルーキー・シリーズ・パッケージ(Rookie Series Package)」は、レースデビューの場として完璧なプラットフォームだと、ジネッタは胸を張る。言葉通り、このパッケージはヘルメットを持ってサーキットに来るだけで、レースを経験できる。

育成プログラムへの参加、マシンへの技術サポート、レーシングカーの輸送・保管、テストプログラム、レース当日のサポート、燃料費、タイヤ代など、レースに関連するすべてが含まれている。レース初心者が最大限の効率で経験を得られるよう、レーシングカーを走らせるための時間と手間を省き、必要とされるすべてのサポートが用意された。

ジネッタのドライバー育成プログラムは、シミュレーター、フィットネス施設、サーキットテスト、ジネッタのワークスLMP1ドライバーを務めるマイク・シンプソンによって設計された高度なドライビングコースでの走行など、様々な特典が揃っている。