アレス・デザイン、初のオリジナルスーパースポーツ「S1プロジェクト」を公開

ARES S1 Project

アレス S1プロジェクト

24台限定で2021年1月から製造をスタート

イタリア・モデナを拠点に活動するデザイン/コーチビルダー「アレス・デザイン(ARES DESIGN)」が、新たなスーパースポーツ「アレス S1プロジェクト」を発表した。アレスは先週末に英国・ブレナム宮殿で開催された「サロン・プリヴェ(Salon Prive)」において、フルスケールモデルを初めて一般公開している。

アレス S1プロジェクトのエクステリア

S1プロジェクトは24台が限定生産され、2021年1月から組み立てがスタート。アレスの共同創業者であるダニー・バハルは、S1プロジェクトについて以下のようにコメントした。

「S1プロジェクトは、アレスが完全にデザインした初めてのクルマです。アレスにとって新たな章が幕を開けたと言えるでしょう。私たちは潜在的なカスタマーを対象に、スーパースポーツに何を求めているのかを徹底的に調査しました。何度も何度も繰り返し調べた結果が『クルマの運転を楽しみたい』ということでした」

「つまり、スーパースポーツが持つパワーを気にせず、ドライブを楽しみたいということなのです。私たちはそのようなスーパースポーツの実現を目指しています。ターゲットは、最速、最軽量、最先端の技術を持つスーパースポーツではありません。カスタマーが求める、シンプルでドライブしていて楽しく、見た目にも目を奪われるような1台を作りたいのです」

アレス S1プロジェクトのエクステリア

徹底的に空力を追求したドラマチックなエクステリア

低く構えた流麗なフォルムを持つこのS1プロジェクトは、アレスのプロダクトチームからのシンプルなデザイン案から誕生した。ハイパースポーツのデザイン、スーパースポーツのパフォーマンス、そしてスポーツカーの価格設定を目標に様々な検討を行い、オーダーメイドデザインを纏った究極の1台が完成している。

魅惑的なエクステリアは、アレスのチェントロスティーレ(デザイン部門)によって製作され、CFDを用いた広範な研究により、究極の空力性能と安定性を実現した。

ハンドメイドで製作されたカーボンファイバー製ボディパネルは、ドラマチックなシルエット、曲線的なホイールアーチ、低いフロントスプリッター、前方配置されたコクピットにより、最大のダウンフォースと最小のドラッグレベルを生み出した。そして、見る者にアグレッシブでありながらも、流れるようなエレガントな印象を与えることに成功している。

アレス S1プロジェクトのエクステリア

最高出力715hpを発揮するV8NAエンジンを搭載

S1プロジェクトの心臓部には、自然吸気V型8気筒エンジンを採用しミッドに搭載。8速デュアルクラッチトランスミッションを介して後輪を駆動する。最高エンジン回転数は8800rpmを実現し、高回転域では心地よいエキゾーストノートがコクピットに響き渡るという。

アレス・デザインがチューンした独自のECU、カスタムメイドのエキゾーストシステムを搭載し、最高出力522kW(715hp)を実現。0-100km/h加速は2.7秒を達成した。

シャシーは4輪ダブルウィッシュボーン・サスペンション、鍛造アルミ製アクスル、適応型マグネティック・ライド・コントロールを採用。パワフルかつシンプルなドライブフィールが提供される。

アレス S1 プロジェクトのインテリア

包み込むような立体感を実現したインテリア

インテリアは、ミニマムでありながらエレガントなラインを多用。ドライバーズシートと助手席に包み込まれるような立体感を演出している。また、センターコンソールとダッシュボードには最新のHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)を搭載した。

スタイリングと素材は、アレス・デザインが誇る職人たちがハンドメイドで製作した。最高級のアルカンターラ、ナパレザー、カーボンファイバー、アルミニウムパネルを使用。機能的でありながら、独自の個性を持ったクラシカルでラグジュアリーな雰囲気を醸し出している。