想定以上の結果を出せて「こんなにうまくいくとは思わなかった」と宮田【第2戦岡山予選トップ3会見】

 2020年全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦の公式予選が終了し、第1戦でポール・トゥ・ウインを成し遂げた平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が2戦連続、通算4回目のポールポジションを獲得した。2番手には今回、新型コロナウイルスの水際対策の関係で参戦できない中嶋一貴に代わってステアリングを握った宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)だ。3番手は第1戦もフロントロウを獲得した、今シーズンルーキーのサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)が獲得している。

 今回はタイヤ交換あり、51周レースという第1戦と異なるレースフォーマットが採用されている決勝レースに向けて、3名は意気込みを語った。

2戦連続のポール獲得となった平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
2戦連続のポール獲得となった平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
予選ポールポジション
Time:1分12秒773

「昨日一日の流れと、今朝、走り出したときの感じでは、『今回はきついかな』というのが本音でした。でも、こういうときに頑張らないといけないと思って集中して予選に挑みました」

「昨日と比較して、路温も高く、風が強いというコンディションのなかでQ1は失敗してしまいました。でも運良くというか、なんとかQ1を通過できた。そのとき『まだ流れはある』なと感じましたね。予選3セッションを進めていくなかで状況に合わせてアジャストしていって、最終的には走りもまとめることができました」

「決勝レースが行われる午後はもっと暑くなるだろうし、簡単なレースじゃないと思っています。前回と異なり、ピット作業もあるので、うまくこなしたいですね。あまり予選は気にしていなくて、重要なのは決勝で勝つことなので、頑張ります」

宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)
予選2番手
Time:1分13秒109

「今週、レースウィークが始まった時点ではこんな結果は想像していませんでした。正直、トップ10に入れるかどうかも分からなかった。そういう意味ではQ1、Q2とトップで通過した時はもしかして(ポールポジション獲得も)あるかも、とは思いましたね。当然、チームとしても(トムスは)トップチームだし、ポールポジションを狙う気持ちはあったと思います。その気持ちに応えたいと思ってはいましたが、こんなにうまくいくとは思っていなかったです」

「Q3では少しミスをしてしまいました。それがなければ12秒台も見えていたと思います。決勝のハンドクラッチでのスタートに関してはまだ十分ではないので、レース前の8分間のウォームアップでしっかりと確認したいと思います」

「スーパーフォーミュラでは昨日のフリー走行も含めて、51周という距離を走り続けたことがない。そこは未知数ですね、スーパーフォーミュラはパワステがついていますが、スーパーフォーミュラ・ライツに比べてパワーもダウンフォースも高いので、体にクる部分が違います。いまの一番の不安は51周、耐えられるかどうかですね」

「昨年、全日本F3を一緒に戦ったサッシャ選手とスーパーフォーミュラでもこうしてトップ争いができてうれしいです。彼がいたから僕もレベルアップできたし、ライバルとしていてくれたことに感謝しています」

ポールを獲得した平川の車両を見つめるサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)
ポールを獲得した平川の車両を見つめるサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)

サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)
予選3番手
Time:1分1秒173

「もちろんいい気持ちだし、いい予選だったと思う。チームはまたいい仕事をしてくれたと思っているよ。昨日の時点ではこの位置にいられるとは思わなかった。チームが昨夜、頑張って一番いいと思えるセッティングを考えてくれたおかげだ」

「ただ、Q3のアタックに関しては悔しい気持ちがある。あれは僕のミスだ。アタックの前にオーバープッシュしてしまい、最後までタイヤが残っていなかった。あのミスがなければ2番手にいられたかもしれないね」

「あと、今回は山下(健太)選手がいないことが大きいね。彼のフィードバックはすごく参考になるし、チームにとって必要だよね。もちろん(今回代役参戦の阪口)晴南選手からも刺激を受けるけど、山下選手がいると、さらに刺激を受けて頑張れるんだ。そこがやっぱり少し寂しいかな」

「レースに向けてはこれから気持ちを切り替えるよ。僕にとっては初めてとなる、レース中のピット作業がある。それをうまく使って平川選手、宮田選手に負けないようにしたい。宮田選手は素晴らしいライバルだ。今度はスーパーフォーミュラで一緒に走ることができて僕もうれしいよ」