ベントレー・ウーマンに捧ぐ、花の香りを閉じ込めた小瓶。ブランド初の女性向けフレグランス誕生

ベントレー・ボーイズとベントレー・ウーマン

ベントレーは、フレグランスコレクションへ初めて女性向けのアイテムを導入した。コンチネンタルGTのヘッドライトをモチーフにしたクリスタルカットデザインの小瓶に、3種類の花の香りを詰め込んだ。

「我々の歴史の傍らには、いつも女性がいる」とベントレーはそう語る。

たとえばベントレー・ボーイズのひとり、ウルフ“ベイブ”バーナートの娘であるダイアナ・バーナート-ウォーカーがいる。彼女は英国の飛行士のパイオニアとして、1963年にスピットファイアで音速の壁を突破。音速を超えた初の英国人女性となった。

また、競走馬のオーナー、そして自動車レースの庇護者として知られるドロシー・パジェの存在も忘れてはいけない。1920年代、サー・ヘンリー“ティム”バーキンが興したベントレー ブロワーのチームへ資金を投じたのが彼女だ。彼女の援助なくして、ウェリン・ガーデン・シティを拠点にしたプライベートチームが4台のブロワーを作り上げることはできなかったと言われる。

ベントレーの女性向けフレグランス メロー ヘリオトロープのイメージ

3種類の個性的な花を凝縮したフレグランス

彼女らのような冒険心にあふれる力強い女性に向けて、ベントレーは3種類のフレグランスをプロデュースした。調香したのは、香水の都といわれる仏グラース出身のマスターパフューマー、カリーヌ・デュブレイユ・セレーニ。

キンモクセイの香りを思わせる「ラディアント オスマンサス」は、活き活きとしたフルーティなイメージ。繊細な花弁を咲かせるキダチルリソウのバニラのような甘い香りを柔らかく閉じ込めたのが「メロー ヘリオトロープ」。そして、情熱的で刺激的なハイビスカスのムードそのものを香水にしたのが「ビブラント ハイビスカス」だ。

ベントレーの女性向けフレグランス ラディアント オスマンサスのイメージ

小瓶にもベントレーの美学を反映

まるで宝石のような小瓶もまた、ベントレーの流儀に従って同社のデザインスタジオで開発された。デザイナーのクリス・クックは次のように説明している。

「優雅なフレグランスを包み込む小瓶であることを表しながら、我々の作るクルマの中でももっとも美しく象徴的なディテールであるコンチネンタルGTのヘッドライトのイメージを取り込みました。あのクリスタルカットに着想を得たヘッドライトのね」

ベントレーの女性向けフレグランス ビブラント ハイビスカスのイメージ

また、ハンドステッチでスウェードをあしらった蓋は、ベントレーの車内の造作に通じる繊細な仕立て。それぞれの香りの個性にマッチしたカラーリングを選び出し、サテン仕上げのボトルに合わせている。小瓶の上部には伝統的なウイングドBを刻印した。

フレグランスはそれぞれ100ml入りで、価格は165ポンド(約2万2000円)。ベントレー販売店などで取り扱うという。革のシボを刻印した上質な仕立ての小箱に入れられる香水は、大切な方への贈り物にもふさわしい。