レッドブル・ホンダF1のフェルスタッペン「重要なのはトラブルを完全に解決して戦うこと」ロシアでも表彰台を目指す

 レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、今重要なのは最近発生したトラブルについて理解し、確実に再発を防ぐことであると語った。ロシアGPに対して大きな期待を抱いてはいないというフェルスタッペンだが、目標はいつもどおり表彰台獲得だという。

 2020年にメルセデスに挑戦し、タイトル争いをすることを目標としてきたフェルスタッペンだが、第8戦イタリアと第9戦トスカーナをリタイアで終え、開幕戦を含め9戦中3戦がノーポイントになったことで、ポイントリーダーのルイス・ハミルトンとの差は80点に拡大した。フェルスタッペンもチーム代表クリスチャン・ホーナーも、今季のタイトル獲得はほぼ不可能であるとの考えを示している。

2020年F1第10戦ロシアGP木曜 レッドブル・レーシングのガレージ
2020年F1第10戦ロシアGP木曜 レッドブル・レーシングのガレージ

 イタリアでの2戦でフェルスタッペンにはパワーユニット(PU/エンジン)のトラブルが発生しており、今はその問題を完全に解決することが重要だとフェルスタッペンは言う。

 第10戦ロシアGPを前に、ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは「フェルスタッペン選手のPUに発生したトラブルの原因究明と対策を重点的に推進してきました。いろいろなことが複雑に絡んでトラブルが発生したことが分かりました。この先、再発しないように1つ1つに対策を打ってレースに臨みます」と発言している。

 フェルスタッペンは「(シーズン後半戦の)スタートにあたり、モチベーションはとても高い。ただ僕らにとって重要だったのは、問題を解決するために、それについて理解することだった」と語った。

「僕らは9戦中3戦でリタイアしている。いい状況とはいえない。問題に取り組み、確実に再発を防ぐ必要がある」

 ロシアGPの舞台ソチ・オートドロームはレッドブルとの相性がいいコースではないというフェルスタッペンは、厳しい戦いを予想しながらも、表彰台を目指していくと語った。

「(レッドブルは)ここでは今まで高い競争力を発揮できたことがないから、奇跡を期待してはいない」

「ロングストレートと90度コーナーがたくさんあるコースだ。とても短いコーナーが多く、そこで大きな違いを生み出すことはできない」

「だからムジェロの時よりも後方グループが僕らにかなり近づいてくるだろう。週末を通して自分たちの競争力がどのぐらいのレベルなのかを見ていく。もちろん目標は表彰台を目指して戦うことだ」