軽キャンパーでもダイネット展開が可能なビッグスペース【最新キャンピングカー(軽キャンパー編)】

■大人2人なら十分なダイネットスペース

日本RV協会によると、キャンピングカーの出荷比率で軽自動車ベースは例年21〜22%前後。軽自動車ベース以外が77〜78%前後になっています。なお、2019年は軽自動車ベースが16.3%と例年より減っています。

キャンピングカー出荷比率
キャンピングカー出荷比率(出典:日本RV協会)

ダイハツ・グランマックス/トヨタ・タウンエース、日産NV200バネットなどをベースとしたキャンピングカーや、ミニバンベースの簡易キャンパー、ハイエースなどのバンコン人気によるものと思われますが、軽キャンパーを購入した人がもう少し大きなクラスに乗り替えるというケースもあるようです。

ナッツRV
ナッツRVの「スピナ」は、軽キャンパーでも容易にダイネット展開が可能

一方で、大きなキャンピングカーを購入したものの「家族がついてこなくなった」などの理由で軽キャンパーに買い替えるダウンサイザーもいるそう。もちろん、1人旅や渓流釣り、野鳥や星空観察、登山などのニーズを満たす、軽キャンパーならではの魅力にハマっている人も多くいます。

ナッツRV スピナ
「スピナ」のポップアップルーフ仕様

小さな子どもがいるファミリーでもポップアップルーフ付の軽キャンパーで楽しんでいる人もいるでしょうが、サイズ的には1人〜2人旅までがジャスト。

夫婦やカップル、親子などで出かけるなら、ナッツRVの「Spinach(スピナ)」は面白いモデルといえます。ナッツRVがキャブコンを2000年に初めて製作し、30台限定で生産を終了したモデルでしたが、復刻版として販売されています。

ナッツRV
運転席、助手席はそのままに、マットを展開することでダイネットになる

軽キャンパーなのに、マットを使ってダイネット展開が可能で、食事を楽しんだり、飲み物を飲みながらリラックスできたりします。なお、ベースは、日産NV100クリッパーGX/スズキ・エブリイ。

ナッツRV スピナ
外部シャワーアレンジも可能

ポップアップルーフ付とノーマルタイプがあり、奥行き1950×幅1060×高さ900mmという、より広いベッドスペースを確保したいのなら前者が向いていますが、1人旅なら後者でも十分かもしれません。

フロアベッドは。硬質ウレタンマットを使い、5色から選べる温かみのある家具色も特徴。装備は、シャワーヘッド付のコンパクトシンク、キャビネット、USBポートやLED照明も備わります。

スピナの価格帯(税抜き)は、ハイルーフダイネットが199万円〜236万3000円、POPアップルーフダイネットが239万円〜276万3000円です。

(文/写真 塚田勝弘)