DTM第6戦ニュルブルクリンク:レース2はミュラーが完勝し、前日のリベンジを果たす

 ニュルブルクリンクのスプリントコースを使用し開催されたDTMドイツ・ツーリングカー選手権第6戦。20日に行われたレース2は、ニコ・ミュラー(アウディ・スポーツ・チーム・アプト・スポーツライン)がチームメイトのロビン・フラインスを抑え、今季5勝目を挙げた。

 前日のレース1で勝利を挙げ2連勝と絶好調なフラインスは、レース2の予選でもポールポジションを獲得。今シーズン5度目のポールで、開幕からここまですべて3番グリッド以内をキープしている。

 フェルディナンド・ハプスブルク(WRTチーム・アウディ・スポーツ)が予選2番手と躍進。ミュラー、レネ・ラスト(アウディ・スポーツ・チーム・ロズベルグ)と続く。

 55分+1周で争う決勝レース。フラインスはホールショットを決め、ミュラーはアウトからハプスブルクを交わし2番手に浮上する。

 2周目のシケインでラストはハプスブルクをオーバーテイク。ハプスブルクは3周目にマルコ・ウィットマン(BMWチームRMG)に交わされ4番手に落ちてしまう。

トップで1コーナーに向かうロビン・フラインス
トップで1コーナーに向かうロビン・フラインス

 ミュラーは、6周目にフラインスを捉えると7周目のターン1でインを差しトップに浮上する。

 3番手のラストは13周目終わりでピットイン。翌周、ミュラーもタイヤ交換へ。ラストとは差をつけて、コースに復帰する。

 フラインスは、15周を走行しピットイン。しかし、ミュラーの前に出ることはできない。

レースをリードするニコ・ミュラー
レースをリードするニコ・ミュラー

 全車がタイヤ交換を終え、再びトップに立ったミュラーは、フラインスとの差を大きく広げレースをリード。

 フラインスに影を踏ませることなく、終盤にはさらにリードを広げたミュラーは、トップでチェッカーを受け、シーズン5勝目を飾った。

 2位にフラインス。ラストは3位に入るも、上位ふたりとの差は、第6戦でさらに開くこととなった。前日13ポイント差となったミュラーとフラインスだったが、ミュラーの快勝で18ポイント差となっている。

「アドバンテージがあることはいいことだよ。セーフティカーが入るかどうかにかかわらず、誰も何が起こるかわからないからね。だから、リラックスすることはできなかったよ」

「ピットストップを早めにしたので、2スティント目が長いスティントになることをわかっていた。レース終了の5、6周前でも心配はしていなかったが、何が起こるかわからない。先週の日曜日と昨日の2日間は悪い日だったけど、今日は成功する日になったよ」とミュラー。

5勝目を挙げるニコ・ミュラー
5勝目を挙げるニコ・ミュラー

 今回も表彰台を独占したアウディ。残り6戦を残し、マニュファクチャラータイトルを決めた。

「RS 5という素晴らしいツールを提供してくれたことを感謝しているよ。ピットレーンを出るときはいつも笑顔になれる」とアウディのタイトル獲得をミュラーは称えている。

 2位に敗れたフラインスは、「序盤のブレーキングでフラットスポットをつくってしまい、左コーナーでアンダーステアになってしまった。ミュラーがオーバーテイクした時は、守ることができなかった。ゾルダーでは、ポイントを再び獲得したいね」とコメント。

 残すは3ラウンド6戦となったDTM。次戦は、10月9~12日にゾルダーで開催される。