ポルシェ カレラカップ ジャパン第8戦ツインリンクもてぎ、近藤 翼がポール・トゥ・ウインで2勝目を飾る

予選のセカンドベストで決定した第8戦のグリッド

ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ2020年シーズン第8戦決勝が、2020920日(日)にツインリンクもてぎで開催された。

20日(日)は朝から厚い雲がツインリンクもてぎの上空を覆い、PCCJ8戦が開催される直前には小雨がパラついている。このような状況下、各車は前日の19日(土)に行われた予選で記録されたセカンドベストタイムで決定したグリッドに整列していく。

ポールポジションは第7戦に引き続き近藤 翼が獲得し、2番手はPCCJジュニアプログラムドライバーの石坂瑞基、3番手は小河 諒、4番手は第7戦で優勝を飾った上村優太が続く。プロアマクラスのポールポジションは浜崎 大、アマクラスのポールポジションは神取彦一郎となっている。

PCCJ第7戦ツインリンクもてぎラウンド

雨の中で好スタートを決めた近藤が圧勝

スタート進行でダミーグリッドに各車が整列する頃には雨足が強くなり、各車タイヤをスリックからレインへと交換するなどグリッドは慌ただしさを増す。1055分、第8戦決勝のフォーメーションラップが開始され、再びグリッドにマシンが整列してレースはスタートした。

好スタートを見せたポールポジションの近藤がトップで1コーナーを駆け抜け、小河、上村が追いかける展開に。近藤は雨で難しいコンディションの中でも安定した走りを見せ、序盤から2番手以下を引き離し、3周目にレースファステストを記録する。

5周目にはトップ近藤と2番手小河の差は3755まで広がるが、逆に3番手の上村は小河との差を徐々に詰めて0941まで縮める。

レース後半は完全に近藤の単独走行となり、ポール・トゥ・ウインで今シーズン2勝目をマークした。「ウェットコンディションになってしまいスタートを失敗しないように気をつけました。チームも素晴らしいセッティングをしてくれたので安定した走りで優勝できました」と、近藤は喜びを語った。

PCCJ第7戦ツインリンクもてぎラウンド

 

最終ラップまで続いた2番手争いは小河が制す

一方、2番手争いを展開していた小河と上村は、9周目に上村が一度前に出るが、翌周には小河が2番手を取り戻す。ふたりのバトルは最終ラップまでテールトゥノーズで続いたが、順位に変動はなく、小河が2位、上村が3位でフィニッシュした。

小河は「近藤選手は雨の中でも速くてついていくことができませんでした。上村選手とはお互いにクリーンな勝負ができ2位でフィニッシュできて良かったです」と振り返った。一方、上村は「雨でのペースがいまいちなので、最終戦の天気がどうなるか分かりませんが再度セッティングなどを見直したいと思います」と、逆転王者に闘志を燃やす。

なお、2番手グリッドからスタートした石坂は4位でレースを終えた。ポイントランキングはトップの近藤が130点、2位の上村が122点と、8点差で午後の最終戦を迎えることになる。

PCCJ第7戦ツインリンクもてぎラウンド

アマクラスはSKY ChenPCCJ初優勝

プロアマクラスは、クラスポールポジションからスタートした浜崎がトップを譲ることなく今シーズン2勝目をマーク。「雨だったので自分のペースでゴールを目指した結果が優勝でした。次の最終戦もいい形で終わることができればと思います」と語った。

プロアマクラスのポイントランキングはトップの内山が130点、2位のIKARI126点と4点差となっており、最終戦の戦いが注目される。一方のアマクラスはSKY ChenPCCJ初優勝を飾り、「昨日はアクシデントもありチームスタッフに迷惑をかけたので優勝できて良かったです」と喜びを語る。SKY Chenはこれでアマクラスのポイントランキングトップにも浮上した。

20日16時からは、悪天候のためキャンセルとなった第4戦代替レース(12周もしくは30分間)を開催。今シーズン最終戦となるこのレースの結果により、記念すべきPCCJ開催20周年のチャンピオンが決定する。