WRCトルコ:トヨタ、選手権リーダーのオジエがSS2でトップタイム。初日3番手に

 9月18日、世界ラリー選手権第5戦トルコが9月18日に開幕し、初日のデイ1を終えてTOYOTA GAZOO Racing WRTはセバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)の総合3番手を先頭にエルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)、カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)が総合4番手、同5番手に続き全車がラリー初日の2SSを走破した。

 トルコ南西部のリゾート地マルマリスを中心に行われているラリー・トルコの競技初日、この日は午前のシェイクダウンに続き夕方からSS1とSS2が行われた。
 
 トヨタは今季3戦目となるグラベル(未舗装路)ラリーとなった今戦に向けて、事前にギリシャの悪路でテストを実施。ヤリスWRCをシリーズ中もっとも過酷とも称される、トルコの荒れた路面に対応させるべく調整を行ってきた。

 迎えたデイ1。この日のSS1とSS2、距離にして計25kmあまりと短いものの、初日の順位で翌日以降の出走順が決まるため、きわめて重要な意味を持つステージとなった。

 そんな序盤のステージで、ともに不利な出走順である1番手を担ったオジエはSS1で5番手タイムを記録すると、SS2では全体ベストタイムをマーク。総合首位から1.3秒差の総合3番手につけてみせた。

 また、昨年は怪我のためラリー・トルコを欠場したエバンスは、ふたつのSSで4番手タイムを記録し、総合順位でもオジエの0.8秒遅れとなる4番手につける。これにWRカーでは初めてトルコを走るロバンペラが0.6秒差で続き、トヨタは3名が総合3、4、5番手でラリー初日を終えている。

トミ・マキネンTOYOTA GAZOO Racing WRTチーム代表
トミ・マキネンTOYOTA GAZOO Racing WRTチーム代表

 
 この結果に、チームを率いるトミ・マキネン代表は「非常にポジティブなスタートになった」と語った。

「我々のドライバーは明日、全員が今夜よりも良い出走順でステージに臨むことになるが、それこそが今晩の目標だった」

「このラリーでは誰も道の掃除役になることを望まず、そうならないことが重要だったからだ」

「昨年からクルマに改良を加え続け、自信を持って今回のラリーに臨んでいるが、今のところ明日のステージについても期待できそうだ」

 トヨタ勢最上位の総合3番手につけたオジエは「予想以上の順位だ。良いスタートを切れたことをうれしく思う」とコメントしながらも、「まだまだやるべきことは多くある」と気を引き締めた。
 
 ラリーの2日目、19日はサービスパークの西側のエリアに設定された3本のステージを午前と午後に分けて各1回走行するスケジュール。6本のSSの合計距離は107.38kmで、リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は344.12kmとなる。

カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC) 2020年WRC第5戦トルコ
カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC) 2020年WRC第5戦トルコ

エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC) 2020年WRC第5戦トルコ
エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC) 2020年WRC第5戦トルコ
セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC) 2020年WRC第5戦トルコ
セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC) 2020年WRC第5戦トルコ
カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC) 2020年WRC第5戦トルコ
カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC) 2020年WRC第5戦トルコ
エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC) 2020年WRC第5戦トルコ
エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC) 2020年WRC第5戦トルコ