セバスチャン・ブルデーがインディカー復帰。AJフォイトから残り3戦と2021年全戦に参戦

 NTTインディカー・シリーズに参戦しているAJフォイト・レーシングは、10月2、3日にインディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースを使用するハーベストGPでセバスチャン・ブルデーを起用することを発表した。

 4度のシリーズチャンピオンを獲得しているブルデー。昨年まではデイル・コイン・レーシングからインディカーに参戦していたが、今シーズンはスポーツカーに専念するためインディカーには参戦していなかった。

 AJフォイトは、4号車にチャーリー・キンボールを起用。エースナンバーの14号車は、トニー・カナーンを起用していたが、カナーンは今年限りでのインディカー継続参戦を辞めることを発表し、オーバルのみに参戦。ロード/ストリートコースは、ルーキーのダルトン・ケレットを起用していた。

 ブルデーは、ダブルヘッダーで開催されるハーベストGPの2戦に加え、最終戦のセント・ピーターズバーグにも参戦。さらに2021年はAJフォイトから2年ぶりにフル参戦をする予定だ。

 2020シーズンがスタートする前は、ケレットと共に14号車をシェアする予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でスケジュールが大幅に変更され、ブルデーはインディカーにスポット参戦することはできなかった。

AJフォイトから2月のオープンテストに参加していたブルデー
AJフォイトから2月のオープンテストに参加していたブルデー

 今週末はル・マン24時間レースに挑むブルデーは、「僕たち全員にとってエキサイティングなニュースだよ。今年はずっと2021年の契約をまとめることを待ち望んでいた。最後の3レースに参戦させてもらえることが本当にうれしい」

「来年に向けて早くからスタートできることは僕たちにとって素晴らしいことだよ。今年はとても奇妙なシーズンになったけど、AJフォイト・レーシングの14号車のハンドルを握るのが待ちきれないね」とコメント。

 チームのオーナーを務めるアメリカンモータースポーツのレジェンド、A.J.フォイトは、「彼はチームの財産になると思う。今年初めに彼とテストを行ったが、彼は自分が何を望んでいるかを正確に捉えていた。それは今日のレーシングドライバーにとってとても重要なことだと思う。彼と一緒に仕事ができることを楽しみにしている」と語っている。

 チーム代表を務めるラリー・フォイトも「この契約を完了して、セバスチャンをAJフォイト・レーシングに迎え入れることができてうれしいね。我々が一緒に仕事をすることができた短い時間は、大きな約束となったが、パンデミックによって変わってしまったのは残念だった」とブルデー起用を喜んでいる。