「見た目は古き良き痛車だけど・・・」心臓部はトルクフルなメカチューン4A-Gを搭載!

超マイナーなAE92型カローラFXをイジる!

魔法騎士レイアースを背負った痛サーキット仕様

ゴリゴリのドレスアップ車両がひしめくイベント会場で、他とは一線を画す存在感を醸し出していたAE92カローラFX。オーナーは27歳で、このカローラは1987年式。つまり、クルマの方が6歳年上という関係だ。

さらにこのクルマが異質なのは、エクステリアのデコレーション。懐かしさを感じる人も多いだろう、“魔法騎士レイアース”をテーマにしたバイナルグラフィックをインストールしているのだ。アニメの放映時期は1994年~1995年で、当時オーナーはまだ1〜2歳の頃。しかし、親と姉の影響で幼少期の記憶に刷り込まれ、このカローラを手に入れた時に「年式にちょうどマッチする作品」として選んだという。

現在ならフルカラーグラフィックのラッピングを選ぶオーナーが多い中で、あえて自分で手切りした単色シートで勝負しているのも特徴的。それが、クラシックなカローラのキャラクターと絶妙なマッチングを見せている。

一方のエンジンは、GTグレードの4A-G(1.6L)を1.8Lまで排気量アップ。さらにハイカムや高効率EXマニなどを組み込んでハイレスポンス&トルクフルなメカチューン仕様を作り上げている。「前オーナーが間瀬サーキットを走っていて、エンジンのチューニングはその時にされたものです」とのこと。

内装もリヤシートレスのドンガラ状態に斜行バー付きのロールケージを組み、ブリッドのフルバケとウィランズの4点式シートハーネスというスパルタン仕様だ。経年劣化でフロアの一部に穴が空いていたりもしたので、そこはオーナー自らレストアして乗り続けているそうだ。

パッと見は90年代の古き良き痛車というノリだが、アドバンA048を履いている事からも分かる通り、その実は痛快な走りを楽しめるNAチューンド。そんなギャップが魅力的すぎる1台だ。

●取材イベント:Street Wheelers Summer Session 2020