DTM第5戦ニュルブルクリンク:失速のミュラーを交わし、レース2はフラインスが勝利

 DTMドイツ・ツーリングカー選手権第5戦のレース2が13日にニュルブルクリンクで行われ、ロビン・フラインス(アウディ・スポーツ・チーム・アプト・スポーツライン)が2勝目を飾った。

 前日に引き続きポールポジションを獲得したのは、ニコ・ミュラー(アウディ・スポーツ・チーム・アプト・スポーツライン)。2番手にフラインス、3番手にレネ・ラスト(アウディ・スポーツ・チーム・ロズベルグ)と続き、BMW最上位は7番手のシェルドン・ファン・デル・リンデ(BMWチームRBM)となった。

DTM第5戦ニュルブルクリンクレース2・スタート
DTM第5戦ニュルブルクリンクレース2・スタート

 晴れ渡るニュルブルクリンク。ミュラーを先頭に55分+1周のレースがスタートする。

 ミュラーはこの日も好スタートを決めレースをリード。2番手のフラインスが1秒差で追いかける展開に。

 11周目を終えミュラーがピットイン。3番手のラストも同じタイミングでピットへと向かう。翌周にフラインスがタイヤ交換を行うもミュラーの前は出ることができない。

 しかし、今日のフラインスはミュラーに大きく離されることはなく、徐々に迫っていく。

レースをリードするミュラーに迫るロビン・フラインス
レースをリードするミュラーに迫るロビン・フラインス

 17周目、フラインスがシケイン前でミュラーをオーバーテイクしトップに立つ。ミュラーはペースが上がらず、徐々に離され3番手のラストが近づいてくる。

 残り10分、ついに射程圏内にミュラーを捉えたラストは、26周目の1コーナーでインを差し2番手に。

 ラストは前に出るもその直後にオーバーランを喫し、ミュラーがすぐに攻め立てる。ラストは、なんとか2番手を死守。

 3番手に落ちたミュラーをマイク・ロッケンフェラー(アウディ・スポーツ・チーム・フェニックス)とロイック・デュバル(アウディ・スポーツ・チーム・フェニックス)がアタック。ロッケンフェラーは30周目の1コーナーでアウトからミュラーを交わし3番手を奪う。

 さらにデュバルもシケイン手前でインを差し、ミュラーは抵抗することもできず5番手に落ちる。

 トップのフラインスは、ラストに4秒の差をつけ今シーズン2勝目のチェッカーを受け、2位にラスト、3位にロッケンフェラーが入り、今季初表彰台となった。

 ファーストスティントまでは完璧だったミュラーだったが、ペースが上がらず5位フィニッシュとなった。

勝利を喜ぶロビン・フラインス
勝利を喜ぶロビン・フラインス

「今日の勝利は、1週間前のDTM初勝利とは違う感じがするね。アッセンでは、最後まで勝利に向けて戦っていた。今日はニコ・ミュラーの前を走っていたので、勝利に向けてクリアーだった」

「それでもレースが終わるまで何が起こるかわからないので、タイヤをマネジメントしたよ。序盤はニコに遅れずについていくことができた。ピットストップ後、彼のトップスピードがなくなったことに気づいた」

「オーバーテイクするのに何も問題はなかったね。今週末、ニコと僕は明らかに有利だったよ」とフラインス。

 ミュラーとのポイント差を29ポイントに縮めることとなった。ラストはミュラーと46ポイント差のランキング3位。残り4ラウンドでどんなチャンピオン争いとなるだろうか?

 次戦もニュルブルクリンクのスプリントコースを使用して、9月19、20日に開催される。