最高峰クラス初優勝のモルビデリ「キャリアのなかでとても重要な残り10周だった」/MotoGP第7戦決勝トップ3コメント

 MotoGP第7戦サンマリノGPがミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、MotoGPクラスで表彰台を獲得したフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)、フランセスコ・バニャイア(プラマック・レーシング)、ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)が会見に出席。レースを振り返った。

■フランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)/決勝:優勝

「レースはうまくいったよ。いいスタートを切った。そして、レース序盤はバレ(バレンティーノ・ロッシ)からのプレッシャーを感じていた。僕たちが(後続を)引き離していることがわかって、僕はお互いに何かが起こらないことを望んだよ」

「そして、数周後には、僕が独走状態になろうとしているのがわかってさらに驚いた。後続を引き離そうとしているのがわかって、僕は自分に言い聞かせた。『リズムをつくり、維持する。ただできることをしよう』って。ダッシュボードに表示されていたものは、とても印象的だった」

「最後の10周は信じられないほどだった。いろいろなことを考えていたんだ。すばらしい気持ちだった。この10周は、僕のキャリアのなかでも本当に重要な10周だった。ただただ、チームと、僕と一緒に働いてくれているすべての人に感謝したい。もうこれ以上言葉がないよ」

「(レースでフロントロウスタートのマーベリック・ビニャーレスやファビオ・クアルタラロと争うことがなかったことについて)よくわからない。自分の結果だけを気にしていて彼らのことは気にしていなかったから。昨日(土曜日)と金曜日は、マーべリックとファビオは少しペースがよかったようだけど、重要なのはレース。レースでは僕が最速だった。すごくうれしいよ」

「(VR46ライダーズアカデミーのモルビデリとフランセスコ・バニャイアが表彰台を獲得し、ロッシが4位だったことについて)ジョアン(・ミル)が表彰台を獲得したのはうれしいよ。けれどもちろん、バレが表彰台を獲得していたなら、アカデミーにとっては完ぺきな日になっただろうね」

「ペッコ(フランセスコ・バニャイアの愛称)の表彰台獲得は、同じくらいうれしい。僕は彼が、このひと月、大変な時期を過ごしていたことを知っている。すばらしい取り組みをしてきたんだ。苦しみも多くあっただろう。だから、(バニャイアを見て)おめでとう。すばらしい仕事をやってのけた」

■フランセスコ・バニャイア(プラマック・レーシング)/決勝:2位

「ヘレスではすごく強さがあったし、ブルノでもそうだったけれど、僕は足を怪我して、すごく厳しい状況になってしまった。このひと月は本当に懸命に取り組んでいたよ。僕と一緒に働いてくれたたくさんの人に感謝しなければ」

「(サンマリノGPの)初日は足は問題なく、土曜日は攻めてみた。バイクの感触はヘレスと同じようだったから、すごく満足したし、すべてが期待したよりも簡単に進んだんだ。先週は、予選で2列目を獲得したり、表彰台に上がったりするなんて、考えられなかった」

「けれどレースがスタートして、先頭集団と一緒に走っていられた。レースではすべてがうまくいった。終盤の残り4周あたりで、足に痛みが出始めた。ひどく痛んだから、右ひざでの方向転換が難しかったよ。とにかく、とてもうれしいよ」

「表彰台を考え始めたのは、バレをオーバーテイクして2番手になってから。ペースはとてもよかったからね。僕は1分32秒8から1分32秒9くらいのペースで走っていた。けれど、足が痛み始めてから、安定したペースを刻むのが難しくなった。頑張ったけれど、最後の2周は1分33秒0台のタイムだった。最後の週には少しあきらめたよ。痛みがあまりにもひどかったんだ。それに、僕の後ろでスズキのバイクが迫る音が聞こえていたんだ。最終コーナーでオーバーテイクされるんじゃないかと、ドキドキしたよ。けれど、2位を獲得できて、とてもうれしい」

「(今年の躍進について)頭をすごく使って、ドゥカティのライディングスタイルを受け入れ始めているのだと思う。それはこれまでとはまったく違うものだった。けれどとにかく、今年の最初のテストで試してみたんだ。ヘレスではブレーキングに強さがあったけれど、フロントタイヤがすぐに終わってしまった。ヘレスの第3戦では週末を通して強かった。今週は、このヘレスでのレースのように走ったんだ」

■ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)/決勝:優勝

「今日はとてもうれしいよ。すばらしい仕事をしたと思う。100%全力を尽くしたし、表彰台獲得に向けてあきらめなかった。レース序盤は、上位を走るライダーを追うのにグリップに苦戦したけれど、周回を重ねていくと、高速コーナーで安定して、ラップタイムもよくなった。それで、前のライダーたちとの距離を詰め始めたんだ。このペースなら、表彰台が可能だと思っていた」

「アレックス(・リンス)をオーバーテイクして、最終ラップにはバレンティーノを交わしたけれど、これは忘れられないね。バレンティーノはとてもいいペースで走っていたから申し訳なくも思うけれど、とにかく今日は僕たちの日だった」

「(チャンピオンシップでランキング4番手につけているけれど)僕はレースを見据えている。チャンピオンシップの結果ではなくね。もちろん、チャンピオンシップでランキング4番手にいることはわかっているよ。すごいことだ。それに、ランキングトップ(アンドレア・ドヴィツィオーゾ)とのポイント差も近い。けれど、何もかもが起こる可能性があるんだ。みんな強いからね。大事なことは、レースで表彰台に向けて戦うということなんだよ」