公道も走れるレーシングカー「マクラーレン 620R」に、MSOによるレーシーな「R Pack」が登場

McLaren 620R “R Pack” by MSO

マクラーレン 620R “R Pack” by MSO

620Rの内外装をMSOの手でアップグレード

マクラーレン・オートモーティブは、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)が手掛けた「マクラーレン 620R」の専用「R Pack」の受注をスタートした。

現時点でヨーロッパ、中東、アフリカのカスタマーが購入可能なオプションパッケージには、デザインと技術面でのアップグレードが含まれており、「公道を走れるGT4マシン」として登場した620Rのドライビングダイナミクスをさらに強化している。

R Packには、グロス仕上げ「ビジュアルカーボンファイバー・ルーフスクープ」、グロスナノブラック仕上げ「チタン製スーパースポーツエキゾースト」、グロス仕上げ「ビジュアルカーボンファイバー・フロントフェンダールーバー」に加えて、コクピットには「カーボンファイバー・インテリアパック」が採用された。

マクラーレン 620R “R Pack”の「ビジュアルカーボンファイバー・ルーフスクープ」

マクラーレン F1 GTR“ロングテール”由来のルーフスクープ

非常に印象的な「ビジュアルカーボンファイバー・ルーフスクープ」は、様々なレースで伝説を刻んできたマクラーレン F1 GTR“ロングテール”からインスパイアされたもので、エンジンにフレッシュエアを送り込むエアインテークシステムとして機能。このルーフスクープにはカメラも装備されており、「マクラーレン・トラックテレメトリー(MTT)」システムと連動することで、サーキット走行時のオンボード映像を記録することが可能だ。

「ビジュアルカーボンファイバー・フロントフェンダールーバー」は、620Rのフロントセクションに印象的なアクセントを追加。「チタン製スーパースポーツエキゾースト」は、他のスポーツシリーズのエキゾーストオプションよりも音量が最大で5デシベルも大きく、非常にシャープかつ個性的なエキゾーストノートを楽しむことができる。

「カーボンファイバー・インテリアパック」は、サーキットからインスパイアされたコクピットをよりレーシーに昇華させる。このインテリアパックは単体で購入すると、英国において2万5000ポンドのプライスタグが付けられており、R Packの価値を大きく上げていると言えるだろう。

マクラーレン 620R “R Pack”の走行シーン

570S GT4をベースに開発された公道仕様

620Rは、レース仕様の「570S GT4」をベースにしながらも、公道走行可能なパッケージを実現したスーパースポーツとしてデビュー。全世界に向けて、225台のみが限定生産される。

パワーユニットは570S GT4と同じ「M838TE」3.8リッターV型8気筒ツインターボユニットを搭載。ECUやターボチャージャーを改良したことで、最高出力620ps・最大トルク620Nmというスペックを実現した。

エアロダイナミクス、ハードウェア、シャシーコンポーネントは570S GT4と共有。レーシングカーとしてのパフォーマンスを引き継いだことで、0-100km/h加速が2.9秒、0-200km/h加速が8.1秒と、現行スポーツシリーズモデル最速を誇っている。

サーキット由来のボディワークは、250km/hで185kgものダウンフォースを発生。カーボンセラミックブレーキ、センターロックホイール、32クリックの調整が可能な「2ウェイ調整式GT4ダンパー」を装備する。タイヤはピレリ製P Zero Trofeo Rが標準装着され、トラック専用のピレリ製スリックタイヤもオプションとして用意された。