ル・マン24時間:5度の優勝を誇るエマニュエル・ピロがグランドマーシャルに

 ル・マン24時間レースを主催するACOフランス西部自動車クラブは、9月19〜20日に決勝が行なわれる第88回ル・マン24時間レースのグランドマーシャルに、エマニュエル・ピロを起用すると発表した。

 過去2000年、01年、02年、06年、07年とル・マン24時間を5回制覇したイタリア人のピロは、昨年グランドマーシャルを務めたハーレイ・ヘイウッドからその役目を引き継ぐことになる。

 2020年はピロの最初の勝利から20年という記念すべき年となる。ピロはル・マンにおけるすべての勝利を、アウディのマシンを駆り手にしてきた。2010年を最後に現役を退いたあとは、FIAスチュワードやコメンテーターを務めている。

 なお、近年のル・マン24時間レースにおけるグランドマーシャルは以下のとおり。

2013年 アンリ・ペスカロロ
2014年 アラン・マクニッシュ
2015年 トム・クリステンセン
2016年 アレクサンダー・ブルツ
2017年 マーク・ウェバー
2018年 ジャッキー・イクス

 レースのスタート時刻である9月19日の14時30分直前、ピロはコース上の隊列を先導することになる。

「この役目とともに、ル・マンに戻ることができて嬉しい」とピロはコメントしている。

「サルト・サーキットに戻り、新しいポルシェ・カーブを試すことができるのは素晴らしい。そこは常にキーポイントになる場所だ。注意深くいかないと、タイムを失うことになる。車列の先頭でそこを通過することができるのを楽しみにしている」

 ACOのピエール・フィヨン会長は「グランドマーシャルは伝統的に、このレースとこのカテゴリーを代表するル・マン・ウイナーによって務められてきた」と述べている。

「エマニュエル・ピロは、この役割にふさわしい。彼は5度ル・マンを制し、トップ3フィニッシュを10回達成している。そのキャリアは常に輝いており、また彼は真のリーダーでもある。レースに多大なエネルギーを注いできたドライバーがグランドマーシャルとなり、隊列がリードされることに興奮している」