F1初テストから20年のライコネン。節目を思い出の地ムジェロで迎える

 2020年9月12日土曜日、2007年F1世界チャンピオンのキミ・ライコネンは、F1での初テストから20年を迎える。

 ライコネンは2000年9月12日、ザウバーのF1マシンをイタリア・ムジェロで走らせた。今週末の第9戦トスカーナGPの会場となるサーキットだ。

 その時のテストで速さを発揮したライコネンは、2001年にザウバーからF1デビューを果たした。現在ライコネンは、ザウバーの後身アルファロメオに所属している。

「たくさんのことを覚えている。それまでやってきたことと比べると完全に目新しいことだったんだ」とライコネンは振り返った。

「時間が経つのは早いものだ。20年前のことだとは思えないよ。でも一方で、長い時間でもある。20年といえば僕の人生の半分だ。あの日、間違いなく僕の人生で新たな何かが始まった。ここで3日間を過ごした。いい思い出がたくさんあるよ」

2000年にザウバーでF1テストをするキミ・ライコネン
2000年にザウバーでF1テストをするキミ・ライコネン

 ムジェロでF1レースが開催されるのはこれが初めてだ。ライコネンは今でも初めてのコースでのレースにわくわくする気持ちを失っていないのだろうか?

「もちろん新しい場所へ行くのは良いものだ」とライコネンは答えた。
「走るのが初めてというわけではないが、レースをするのは初めてで、記憶にあるのは昔テストをした時のことだ」

「ここでマクラーレンとフェラーリと一緒にテストをした。それが最初のスタートだったんだ。それから、(フェラーリのイベント)フェラーリ・ファイナルズもここで行われていた。だからこのコースではずいぶん走っている」

「でもレースとなるとどうなるだろうね。オーバーテイクがとても難しいコースだ。ターン1では可能だけれど、誰もミスをしなければ他の場所では難しい。かなりの高速コースだ」

「フリー走行で状況が多少分かるだろう。適切なラインを把握して、できるだけマシンをいい状態にもっていく。そこから始めるよ」