F1第8戦イタリアGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

 2020年F1第8戦イタリアGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーは、ダニエル・リカルド(ルノー)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、エステバン・オコン(ルノー)、ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)だ。

■BWTレーシングポイントF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝=10位

セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
2020年F1第8戦イタリアGP セルジオ・ペレス(レーシングポイント)

 ランスとチームは表彰台という素晴らしい結果を出した。でも僕にとっては期待外れな日となった。起こりそうな悪いことがすべて起こった感じだよ。レースの序盤はひどいスタートのせいで、マクラーレンと(バルテリ・)ボッタスにポジションを取られてしまった。でもそこから僕たちの調子は上がってきたんだ。

 皆がピットに入り始めた時、ランド(・ノリス)がピットレーンで極端に速度を落とした。あれは危険だと思ったね。それで僕たちのピットストップが遅くなり、時間がかかってしまった。

 ピットストップの後、マックス(・フェルスタッペン)がターン2で衝突してきて、僕のマシンはダメージを負った。だからリスタート後はダメージを負ったまま走らなければならなかった。

 でも10位まで盛り返すことができてポイントを獲得できたのはよかった。ランスの表彰台フィニッシュのおかげでチームにとって素晴らしい日になったよ。

■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ダニール・クビアト 決勝=9位

2020年F1第8戦イタリアGP ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
2020年F1第8戦イタリアGP ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)

 波乱のレースだったね。(優勝した)ピエール(・ガスリー)とチームにおめでとうと言いたい。僕らにとって素晴らしい日になった。

 僕自身の話をすると、セーフティカー出動のタイミングとスタートタイヤの選択からして、今日は9位が精一杯だった。戦略上、悪い方に行く可能性があることがすべて悪い方に行ってしまった一日だった。でもピエールの場合はそれとは逆だったのでよかったと思う。こんな風にチャンスをつかめるなんて素晴らしいことだ。彼のことを考えると僕もうれしい。

 僕に同じチャンスが訪れなかったことが残念だけど、自分自身のレースには満足している。正直言って、とてもいいレースをしたと思っているからね。

■ルノーDPワールドF1チーム
エステバン・オコン 決勝=8位

エステバン・オコン(ルノー)
2020年F1第8戦イタリアGP エステバン・オコン(ルノー)

 複雑な気持ちだよ。良いレースができたしある程度ポイントも獲得できたけれど、表彰台を見たときにまだ何かできることがあったんじゃないかという気持ちにさせられるレースだった。

 レッドフラッグの前にピットストップしたことは運がなかったよ。他のドライバーにとってはフリーストップみたいなものだったからね。

 レースでは強さを発揮できた。スタートで3台抜いて得点圏内で競争力のあるペースを保つことができた。スタートでガスリーを抜いたのに、彼がレースで優勝したのは変な感じだ。

 今回スパくらいのペースで走れると思っていたけれど、その期待には届かなかったかもしれない。それでも健闘したと言っていいだろう。

■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=7位

2020年F1第8戦イタリアGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝したピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)と2位カルロス・サインツJr.(マクラーレン)を祝福
2020年F1第8戦イタリアGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝したピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)と2位カルロス・サインツJr.(マクラーレン)を祝福

 まずは(優勝した)ピエール(・ガスリー)を心から祝福したい。素晴らしい結果だし、若者が表彰台に上がるのを見るのはいいものだ。(去年)トップチーム(レッドブル)から降格されてからの彼を僕はずっと見てきた。今日そのトップチームに勝ったんだ。こんな風に挽回し、成長する彼を見るのは感動的だ。今日勝つことができて本当によかった。

 僕自身の話をすると、思ってもいない展開になってしまった。自分のマシンのダッシュでセーフティカーとのデルタをチェックしていたために、ピットレーン閉鎖を示すボードを見ていなかった。僕の責任だ。このことについて詳しく調べて、学習したいと思う。

 ストップ&ゴーのピットストップは本当に長かった。(最後尾まで落ちた上に)すぐ前のマシンとの差が26秒もあったんだ。でも全力を尽くしたよ。7位まで上がった上にファステストラップを記録できるとは思っていなかった。前の集団に追いつくためにタイヤを酷使したし、他のマシンの後ろにある程度近づくとタービュランスの影響を受けて、ついていくことが難しかった。でもバトルは楽しかったし、いくつかポイントを稼ぐこともできた。このリザルトに納得し、感謝して受け取るよ。気持ちを切り替えて次のレースに集中しよう。

■ルノーDPワールドF1チーム
ダニエル・リカルド 決勝=6位

2020年F1第8戦イタリアGP ダニエル・リカルド(ルノー)

 クレイジーなレースだった。2017年のバクーでの似たようなレースを思い出した。すごく強烈でまったく予測できないレースだったね。

 初優勝したピエール(・ガスリー)におめでとうと言いたい。初めて優勝したときの気持ちはよく分かっている。すごくクレイジーな経験なんだ。

 僕たちにとって今日の6位は悪くない結果だ。今回の状況ではこれ以上はできなかったと思っている。セーフティカーやレッドフラッグが僕たちの味方にはならなかった。それは僕たちだけの話ではないけどね。

 良いスタートを切って良いペースを出せたけれど、その後のタイミングは良くなかった。でもそれは僕たちには変えられないことだ。僕は今日の結果をうれしく思う。スタートもペースも素晴らしかったからね。次の週末に向けて切り替えるよ。