DTM第4戦アッセン・レース1:フラインスが念願のDTM初勝利を母国オランダで飾る

 オランダ・アッセンで行われているDTMドイツ・ツーリングカー選手権第4戦。5日に行われたレース1は、ロビン・フラインス(アウディ・スポート・チーム・アプト・スポーツライン)が今季初勝利を飾った。

 観客を迎えての開催となったTTサーキット・アッセンでのDTM。予選は、ロイック・デュバル(アウディ・スポーツ・チーム・フェニックス)がキャリア2度目となるポールポジションを獲得。2番手にフラインス、3番手にニコ・ミュラー(アウディ・スポート・チーム・アプト・スポーツライン)が続き、トップ6をアウディが独占する。

 7レース目にして今季初めて観客が見つめる中、レースはスタートする。予選後に雨が降り、まだ濡れている路面も見られたが全車スリックタイヤでスタートする。

DTM第4戦アッセンレース1グリッド
DTM第4戦アッセンレース1グリッド

 デュバルはホールショットを決め、4番手からスタートしたフェルディナンド・ハプスブルクが好スタートを見せ、2番手に浮上する。3番手にフラインス、ミュラーは6番手まで落ちてしまう。

 2番手のハプルブルグはペースがあがらず、すぐにフラインス、ラスト、ミュラーに交わされポジションダウン。

ハプスブルクとサイド・バイ・サイドで争うロビン・フラインス
ハプスブルクとサイド・バイ・サイドで争うロビン・フラインス

 デュバルはトップを快走し16周目にピットインしタイヤ交換を行う。翌周、ラストとミュラーが同時ピットイン。ラストは右フロントタイヤの交換が遅れ、ミュラーが前に出る。

 フラインスもピットインでデュバルの前に出ることはできなかったが、徐々にデュバルとの差を縮め始める。

 29周目、フラインスはターン5のヘアピンから立ち上がるとデュバルとサイド・バイ・サイドとなり、デュバルをオーバーテイク。そのままトップを守り、DTM初勝利を飾った。

 ミュラーの追撃を交わしたデュバルが2位を獲得。ポイントリーダーのミュラーは3位となった。

 ここまで4度のポールポジションを獲得しながら勝利に結びつけられなかったフラインスだが、今回は見事な逆転勝利を挙げた。

「DTM初勝利を挙げるのに3年かかった。これまで何度も勝利に近づき、何度も後続を引き離すペースがあると感じていた。しかし、何かがいつも僕の邪魔をしてきたんだ」

「表彰台を何度も獲得してきた。でも、再びファンがグランドスタンドに入ることが許されたこのアッセンで、今起きたことが本当にうれしいよ」とフラインス。DTM初優勝はうれしい母国ウインとなった。

 2位に敗れたデュバルは、「長くレースをリードしていて、2位に終わったのでがっかりだよ。戦略は少し不安だった。ピットストップが少し早く行ったからね。パフォーマンスはいいので、日曜日はさらに良くなるために全力を尽くすよ」と悔しさを語っている。

初勝利を喜ぶロビン・フラインス
初勝利を喜ぶロビン・フラインス