マクラーレンとBBCが開催した「未来のマクラーレン・スーパーカー」コンテスト、10歳のアレックスがウイナーに!

老舗子供番組「ブルー・ピーター」とのコラボレーション

マクラーレン・オートモーティブと、英国BBCの子供向けチャンネル「CBBC」が共同で開催したデザインコンテストにおいて、10歳のアレックスが描いた「スーパーガニック 3000(Superganic 3000)」がウイナーに選出された。

「未来のマクラーレン・スーパーカー」コンテストの結果は、CBBCの人気子供番組「ブルー・ピーター(Blue Peter)」において生中継で発表。10歳のアレックスがデザインしたスーパースポーツは、大胆なボディワークと効率的なエアロダイナミクス、光合成を動力にするなど、未来を見据えた持続可能性を含んでいたことが、スペシャリストで構成された審査員から高い評価を得た。

今回のコンテストは、マクラーレンの協力を得てブルー・ピーターが主宰したもので、5月の応募開始から、8000点のデザインが英国中から番組に寄せられている。そして、デザインディレクターのロブ・メルヴィルとマクラーレンのデザインチームは、アレックスのデザインスケッチをベースにヴァーチャルクレイモデルを製作した。

さらにアレックスのデザインに敬意を表し、マクラーレンとペイントパートナーのアクゾノーベル(AkzoNobel)社は、スペシャルカラーの「アレックス・リーフ・グリーン」を開発。マクラーレンが実際にスーパースポーツに使用しているものと同じ水性塗料で、カスタマーが希望すれば実際のマクラーレン・モデルにも、この新色をチョイスすることができる。

マクラーレン・プロダクション・センターへのVIPツアーをプレゼント

コンテストのウイナーとなったアレックスには、子供達が憧れるオレンジ色のブルー・ピーター・バッジだけでなく、英国・サリー州ウォーキングの「マクラーレン・プロダクション・センター(MPC)」へのVIPツアーもプレゼントされた。

当日はブランドアンバサダーのアマンダ・マクラーレンがアレックスを迎え、スーパーカーの製造工程を案内。ロブ・メルヴィルが働くデザイン部門のオフィスを訪れ、スーパースポーツに使用される軽量素材に関してのレクチャーも受けている。

その後、BBSの人気番組「トップ・ギア」の人気覆面ドライバー「ザ・スティグ」がドライブするマクラーレン 720Sに乗り込み、テストトラックでスーパースポーツの走りをたっぷりと堪能。アレックスがデザインした「スーパーガニック 3000」のデザインスケッチは、歴代マクラーレンのレーシングマシンやロードカーが並ぶMPCの展示ルーム「マクラーレン・ブルバード」で公開される。

今回、初めてMPCを訪れたアレックスは、興奮を隠しきれない様子だった。

「ロブやアマンダに会って、実際にスーパースポーツが作られている場所を見学して、本物のマクラーレンに乗ることができるなんて、信じられませんでした。それにボクのデザインがヴァーチャルモデルになって目の前に現れたり、ザ・スティグがドライブする720Sに乗ることができるなんて、本当にビックリです」

「ボクは絵を描くのが大好きです。いつもクルマばかり描いているので、今回ウイナーになれたことは本当に驚いています。大人になったら、絶対にスーパースポーツを開発したり、何か新しいテクノロジーに関係する仕事に就きたいと思っています」

光合成から動力を得るアレックスのスーパースポーツ

マクラーレン・オートモーティブのデザインディレクター、ロブ・メルヴィルはアレックスのデザインを高く評価した。

「アレックスのデザインは、すべての審査員の目に留まりました。彼は才能のあるアーティストですし、様々な物がどのように機能しているのか、素材に何が使われているのか、そういったことへの興味を持っていることが、彼のデザインからもよく分かります」

「クルマを木の上で育てるというアレックスのアイデアは非常に革新的で、マクラーレンの精神にも通じるものがあります。クルマのパーツを実験室で育てることができるのなら、未来には想像を超えたサステナブル(持続可能)な自動車が登場するかもしれませんね」

「このコンテストが、多くの人々の創造性を刺激し、限界に挑戦するきっかけになることを願っています。スーパースポーツは芸術と科学が融合し、イノベーションを具現化した存在です。アレックスが今回見せてくれたアイデアは、将来の画期的なモビリティを生み出す助けになると信じています」

「ブルー・ピーター」を制作するCBBCのエレン・エバンスは、今回のコンテストを振り返って以下のようにコメントした。

「今回、『ブルー・ピーター』を観てくれている子供達に、ユニークなデザインを募集しました。優勝したアレックス、準優勝のエミリーとオシアン、そしてイギリス中から応募してくれた8000人もの子供たち、みんな最高でした」

「ウイナーを決めるのは本当に難しかったのですが、アレックスの葉っぱのような『スーパーガニック 3000』は、審査の段階で明らかに目立っていました。アレックスは自分のデザインを『なめらかな流線型で軽量、信じられないほど美しいクルマ』と表現していますが、私たちも彼の意見に大賛成です。将来、グラフェンから作られて、光合成で動力を得るスーパーカーが登場するなんて、誰が想像できるでしょう!」