ウイリアムズF1チームが新取締役を発表。キャサリン妃の義弟もメンバーに

 ウイリアムズ・グランプリ・エンジニアリングは、F1チームを投資会社ドリルトン・キャピタルが買収し、ウイリアムズ家が去ることを発表した後、新たな取締役会メンバーを発表した。

 名門ウイリアムズチームは近年成績低迷と経営不振に陥っており、チーム存続のため、オーナーのウイリアムズ家はチームの売却に動き、8月21日にドリルトン・キャピタルへの売却が発表された。また、9月3日には、チーム代表フランク・ウイリアムズと副代表のクレア・ウイリアムズが、第8戦イタリアGPの後、チームを離れることも明らかになった。

2019年F1イギリスGPに姿を見せたフランク・ウイリアムズ代表
2019年F1イギリスGPに姿を見せたフランク・ウイリアムズ代表

 ウイリアムズは同日、経営陣の新体制を発表、ドリルトン・キャピタルの会長マシュー・サベージ、同社の共同創設者でCEOのダレン・フルツ、ロンドンの投資顧問会社エデン・ロック・グループのCEOジェームズ・マシューズが新たに取締役に就任することを発表した。

 マシューズは、元レーシングドライバーで、1994年にイギリス・フォーミュラ・ルノー選手権でタイトルを獲得している。また、イギリス王室のケンブリッジ公ウイリアム王子の夫人キャサリン妃の妹ピッパ・ミドルトンの夫としても知られる。エデン・ロック・グループの共同創設者たちは 約30年以上のなかでモータースポーツに関わった経験を持ち、かつてヴァージン/マルシャF1チームのCEOを務めたグレアム・ロードンの顧問サービスを受けている。

「新たな役員会は、ウイリアムズの伝統と文化を維持することの重要性を認識し理解しており、レースで高い競争力を発揮できる状態に戻るため、経営陣とともにその能力を活用するための取り組みを続けていく」とチームは声明文のなかで述べている。